DPEショップ店員

DPEショップ店員

販売、金融

どんな仕事?

 DPEとはDevelopment(現像。撮影した生フィルムからネガフィルムを生成すること)Printing(焼き付け。ネガフィルムからポジフィルムを生成すること)Enlargement(引き伸ばし。サイズを拡大した写真を生成すること)の略。撮影した写真を現像して写真プリントすることが主な仕事です。預かった写真が極端に明るすぎたり、暗すぎたりする場合は適正な明るさに補正することも仕事の一つ。プリントマンと呼ばれる専門の担当がいる場合もあります。専門店では一般客のほかに写真館や業者などからDPE業務を受注するケースも少なくありません。プリントサービスだけでなく、カメラや関連商品の販売・修理なども行う店舗も多くみられます。

なるには?

 特に必要な資格や学歴はありません。高校やデザイン系の専門学校からの新卒採用もみられます。数年前に比べデジタルカメラのプリント業務が大きなウエイトを占めるため、パソコンを扱えると多少有利。接客業なので、お客にカメラ操作や撮影技術のアドバイスを求められることも少なくありません。写真に興味があり、自分でもいろいろな撮影技術を学ぶ意欲のある人が向いているかもしれません。

収入は?

店舗によって収入は変動するでしょう。

休みや勤務時間は?

 休日は週1、2日をローテーションで取る場合がほとんど。

ひとこと

デジタルカメラでの撮影が主流になった現在、若者の興味はすでにより新しいものへと移っています。トイカメラもその一つ。魚眼レンズやピンホールなど、仕上がりの予測がつかない写真が新鮮で、流行の兆しが見えます。通常、トイカメラは雑貨屋や玩具屋でしか販売していませんが、カメラの新しい楽しみ方の提案として扱う店舗も出てきました(プリントサービスはどのDPEショップでも可能)。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

軽作業スタッフ(袋詰め・包装、裁縫、等)
平均賃金 正契/月給165,152円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

生産関連事務の職業
求人平均賃金 199,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。