Webクリエーター

Webクリエーター

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

ウェブサイトをつくる仕事です。作成するサイトや企業の規模によっては、企画や進行管理を担当するプロデューサー、画面レイアウトやデザインを担当するデザイナー、html(ウェブページ作成用のプログラム言語)などにコーディング(仕様書や企画書をサイトの具体的な設計図になるソースコードに変換すること)を担当するプログラマーなどに分業されることもあります。お客との打ち合わせで要望(通販、自社紹介、商品の販売促進に特化したサイトなど)に合わせた方向性、仕様や機能にしなければいけません。ドメイン取得なども大切な業務。完成したらインターネットサーバーへアップすることでサイトが開設されます。近年、特に重要視されているのがSEO(Search Engine Optimization)と呼ばれる検索エンジン最適化対策。検索結果で上位に表示されることがウェブサイトの閲覧者数に大きく関わってきます。

なるには?

情報処理やIT系の大学や専門学校、職業訓練校を卒業して就業するケースが一般的です。企業によっては、コンピューターの知識がなくてもやる気や適性などを判断し採用する場合もあるようです。研修や実務指導を通してスキルや経験を積ませます。

収入は?

新卒の初任給で月給15万円前後。スキルや経験に応じて金額も増していきます。

休みや勤務時間は?

週休二日の企業も少なくありません。しかし、納期が近づくと残業は増えるのが一般的。会社に泊まり込んでの作業も覚悟しておいた方が良いでしょう。

ひとこと

 ブログ(Weblogの略。ウェブ上の日記や覚え書き、論評などをログ(記録)するサイトの一種)タイプのサイトが増え、作成ソフトもMT(Movable Type)が標準化しつつあります。その場合、html言語をMT化する作業が必要ですが、手軽にサイト更新できるのがメリットです。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

WEB制作・開発・管理スタッフ
平均賃金 正契/月給167,375円 アパ/時給890円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。