住宅・不動産営業員

住宅・不動産営業員

販売、金融

どんな仕事?

 土地や住宅などの不動産の売買、賃貸や中古物件販売の仲介業務を行う仕事です。
 不動産の売買に際しては、まず現地での視察を行います。視察結果を踏まえて価格を算出後、売り手と交渉し買い取りをして、売り出します。
 仲介業務では、空き物件の宣伝、問い合わせへの対応や店頭での接客が中心的な業務になります。お客の希望に沿った物件紹介・案内をして、契約業務の代行もします。
 お客に物件を引き渡した後も、物件の管理業務を委託されることがあり、物件の定期点検やメンテナンス、家賃の集金や滞納確認などを行う場合もあります。

なるには?

 入社後に、社内研修で実務を覚えていくのが一般的です。
 資格としては、宅地建物取引主任者(宅建)があります。沖縄県内では専門学校で半年から一年勉強し、受験するのが一般的です。
 資格も大切ですが、何より、一般常識やマナー、コミュニケーション能力など好印象を与えられる接客力、迅速な判断力と円滑な処理能力が重要です。

収入は?

 企業により異なりますが、月の基本給は15万~17万円位です。売り上げに応じて、歩合給や奨励金がつくことが多いようです。

休みや勤務時間は?

 勤務時間は9時~18時か10時~19時のどちらかがが一般的のようです。お客の都合に合わせるため、勤務時間や休日は不規則になる場合もあります。
 休日はシフト制で、平日に交替で取ることが多いようです。

ひとこと

 少額訴訟の法律が改定され、契約時のトラブルなどが裁判に持ち込まれることが増えているため、法律に強い人材が求められているようです。
 頑張った分だけ給与に反映される、やりがいのある仕事といえます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

住宅・不動産営業スタッフ
平均賃金 正契/月給177,400円 アパ/時給833円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

営業の職業
求人平均賃金 203,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。