パラグライダーインストラクター

パラグライダーインストラクター

スポーツ・レジャー

どんな仕事?

パラグライダーは、上昇気流や風を利用して飛行を楽しむスカイスポーツの一種。現在のパラグライダーは1978年ごろ、フランスのスカイダイバーが山の斜面からパラシュートで下りたのが始まりといわれ、日本には1986年ごろから普及し始めたそうです。パラグライダーインストラクターは、空を飛びたいと思う人を安全に楽しく飛行に導くのが仕事です。(社)日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)では当初からパラグライダーの発展と普及に努め、安全性の向上と国際統一された技能証の発行、指導員の育成、フライヤー登録制度などを行っています。

なるには?

 パラグライダーインストラクター(教員)になるには、JHF認定のPG(パラグライディング)練習生A級技能証やPGパイロット技能証など5段階の技能証取得が必要です。6段階目のPGタンデムパイロット技能証の合格後、アシスタントを一年間経験することで「助教員技能証」への検定試験受験資格が得られます。それに合格して、さらに一年間の経験を積まないと「教員検定」が受けられないため、最短でも約4年、実際には5年位の年数が必要だそうです。

収入は?

 一概にはいえませんが、インストラクターだけでは生活できないのが現状です。自分でショップを持つ場合、一般客の遊覧飛行をはじめ、空中撮影、機材の販売、イベント企画などが主な収入源になるようです。

休みや勤務時間は?

 遊覧飛行はお客がいつ来てもいいようにスタンバイしています。風の強い日や悪天候の日は休みになります。風が安定している日中がフライト時間なので、9時~17時ごろまでが勤務時間になります。

ひとこと

鳥のように大空を満喫したい人、育成・指導力がある人にピッタリです。風に乗ってゆっくりと空中散歩が楽しめます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

スポーツインストラクター(ジム・スイミングスクール、等)
平均賃金 正契/月給178,750円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。