モノレール運転士

モノレール運転士

物流・運輸・交通

どんな仕事?

 沖縄の玄関口・那覇空港駅から終点首里駅まで、大勢の観光客や県民の足として定着してきたモノレール。その発車準備から、安全かつ定刻通りに目的地まで運転する仕事です。
 仕事は、秒刻みの運行スケジュールに沿って行われ、担当車両に乗車すると、必ず異常がないか安全チェックをします。ドアの開閉時など、乗客の安全確認作業を最優先します。また運行時間、車両の混み具合、天候などにも絶えず気を配り、定刻に発着するよう努めます。

なるには?

 沖縄都市モノレール株式会社で採用試験(一般常識・適性検査・面接)を受け、採用後は駅の係員を一定期間経験します。その後、本土の教習所で机上教習(半年間)と見習い運転士としての実務訓練(半年間)を受け、免許交付となります。

収入は?

実務経験や各種手当などにより異なりますが、月収14万~23万円程度です。

休みや勤務時間は?

 昼夜を問わず運行しているため、細かく分けられたシフト表に沿って交替制で勤務します。早朝勤務もあれば、宿泊勤務もあり、休日は4日勤務で1、2日休みのローテーションが基本です。

ひとこと

 安全第一で乗客を目的地に運ぶのが責務です。さまざまな状況に迅速に対応できる能力や、集中力、ストレスや重圧に耐える柔軟性も必要とされます。

モノレール運転士補足画像

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。