新聞記者

新聞記者

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 新聞に掲載するためのニュースや話題を取材し、記事を書くのが新聞記者の仕事です。
 記者のほとんどは編集局に所属して活動します。地元紙(琉球新報・沖縄タイムスほか)の場合、編集局は社会、政経、文化、運動、写真などの部署に分かれていて、それぞれ専門の記者が取材・執筆します。ほかにも整理部や校閲部、デザイン部など、直接取材はしませんが、紙面作成を支える部署の新聞記者もいます。また、県内各地や県外の支社・支局から、地域のニュースや話題を伝えるのも新聞記者の仕事です。

なるには?

なるのに資格は要りませんが、各社の実施する採用試験に合格し採用される必要があります。
 受験資格は大卒以上がほとんどで、採用時の上限年齢(25~30歳)が規定されている場合もあります。いろいろな分野に興味を持ったり、協調性・責任感の強さ、忍耐力が求められます。 部署によっては、撮影技術や体力が必要な場合もあるようです。

収入は?

 勤続年数によって異なります。

休みや勤務時間は?

 基本的に9時半~17時半の勤務時間で、夕刊・朝刊を発行します。もちろん、取材や資料収集などで、残業や時間外勤務もあります。
 休日は法定休日以外に週2日、部署や取材体制によって決められます。以前、新聞記者の代名詞のように言われた「夜討ち朝駆け(取材のため深夜や早朝に相手の家を訪ねること)」取材は、めっきり少なくなった、というベテラン記者もいます。

ひとこと

 新聞記者のやりがいは、何といってもスクープにあるそうです。誰も知らないネタや、みんなが知りたがっている情報をいち早く取材し記事にします。スクープ、特に時事的な大スクープをものにし、それによる反響の大きさを実感したときは記者冥利に尽きる瞬間だそうです。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。