編集者

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マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 写真や記事を活用して雑誌や新聞、書籍などの刊行物をまとめるのが仕事です。企画の提案、取材、写真撮影、原稿作り、レイアウト作成、校正までを行います。
 取材先やライターとの取材調整、カメラマンの写真撮影の手配など細かいやりとりもあるので、コミュニケーション能力の高さが要求されます。

なるには?

 大学の社会学やメディアコースを設けている学部、編集専門学校を出ている人が有利でしょう。就職先は、新聞社や雑誌社、出版社です。また、出版社から仕事を請けて雑誌や本の編集作業を行う、編集プロダクションと呼ばれる会社もあります。
 県内の出版社や編集プロダクションは、高校卒業程度から応募可能な企業もあるので、興味のある人は挑戦するのもよいでしょう。編集経験を積めば、フリーとしての道も開けます。

収入は?

県内の企業では、入社時は月収15万~17万円位からです。編集経験年数によって考慮される部分もあります。
 フリーになり、本土の雑誌社や出版社から数多く仕事を請けると、収入は増える可能性もあります。本人のやる気と編集能力が必要です。

休みや勤務時間は?

 勤務時間は、10時~18時、休みは週休二日の形態がほとんどです。締切日が近づくと、連日の残業と、休みも返上しての作業になる場合もあります。締め切りが過ぎると普段の勤務形態に戻ります。

ひとこと

県内における編集プロダクションは、少人数体制の所がほとんどです。就職活動の際には、業界に人脈を作ると有利になります。また、少人数のため、ハードワークになることも少なくありません。
 入社後の試用期間を3ヵ月程度設けていることが多いので、その間に自分に適しているかを見極めることも大切です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。