電気工事士

電気工事士

建築・土木、電気

どんな仕事?

 建物で電気が使えるように、送電・配電などの設備を設置したり、修理したりする仕事です。
 主に建物に電気を引き込み、配線(配管・入線)した後、コンセント、スイッチおよび器具取り付けなどを、請負先からの図面に沿って施工します。

なるには?

 工業高校や専門学校、大学で専門知識や技術を身につけることができます。
 しかし、大切なのは「ものづくり」が好きであることと、作業を丁寧に進められることです。
 少しのズレや歪みも見逃さず、図面に沿って正確に作業をする集中力も必要です。
 また、建設現場には職種の違うあらゆる業者が出入りするので、ある程度のコミュニケショーン能力も大切でしょう。
 この仕事に就くには、電気工事士(一種・二種)、電気工事施工管理技士(一級・二級)などの資格を持っていれば有利ですが、会社に入って仕事を覚えながら資格を取ることもできます。
 資格によって扱える工事の範囲が決まります。

収入は?

 会社の規模によっても違いますが、高卒および専門学校卒程度で初任給13万~15万円が一般的です。
 賞与については各企業や実績で異なります。

休みや勤務時間は?

 基本的に日曜日・祝日と盆・正月が休みです。
 ただし天候や施工期日に左右され、休日出勤をする場合もあります。
 勤務時間は、8時~17時が一般的です。

ひとこと

屋外での作業もあるため、厳しい環境に耐えられる体力も必要です。危険を伴う場合があり、安全面への配慮も大切です。
 工事が完了した時の達成感が、この仕事の醍醐味ともいえます。
 現在の生活に欠かせない電気を扱う、やりがいのある仕事といえるでしょう。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

電気工事従事者
求人平均賃金 222,621円(常用フルタイムのみ)
【労働市場の動き(令和5年9月分)より】

電気工
平均賃金 正契/月給184,412円 アパ/時給900円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

電気工
平均賃金 正契/月給199,768円
【沖縄県平均賃金データ 2023年10月更新より】

電気工
所定内給与額 (男女計)247,900円
【賃金センサス(厚生労働省賃金構造基本統計調査)<2019年・沖縄県>より】

電気工事の職業
求人平均賃金 225,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『労働市場の動き』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『平均賃金(沖縄県平均賃金データ 2023年10月更新)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『所定内給与額(賃金センサス)』について
労働契約等であらかじめ定められている支給条件によって支給された現金給与額のうち、残業手当などの超過労働給与額を差し引いた額をいい、所得税等を控除する前の額をいう。※月額表示となります。
臨時労働者(日々又は勤務期間が1か月未満)は調査対象外。
百円未満は切捨て表示となります。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。