ライター

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マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 本や雑誌、インターネットなどに、編集者からの依頼により文章を書くのがライターです。
 基本的に取材をして原稿を書くことがほとんどです。例えばこの「沖縄仕事図鑑」は、301職種を15名のライターで書き上げています。
 いろいろな分野の依頼がありますが、得手不得手で仕事を選ぶと成り立ちません。むしろ、いろいろな人に会うことを楽しめるかどうかが、文章力と同じくらい重要といえます。

なるには?

特に必要な資格はありません。印刷会社、広告代理店、出版社などに就職するのが一般的です。その後、企業から独立してフリーになるケースも多いです。最近は、女性も多く活躍しています。文章力、表現力と、分かりやすく、かつ魅力ある文章を書けることが大切です。

収入は?

 印刷会社、広告代理店に属する場合は肩書きがコピーライターの場合も多く、給料は同様です。
 フリーの場合は、一つの原稿につき、字数や内容によって数千円から数万円と幅があります。どれだけ仕事をこなせるかが勝負です。

休みや勤務時間は?

 締め切りに原稿を間に合わせることが大前提。そのため、企業に属する場合、締め切り前には残業もありますが、定時の場合もあります。
 フリーの場合はスケジュールを自分でコントロールできますが、作業が深夜におよぶこともあります。

ひとこと

この仕事は、フリーを目指す人が多いです。収入は安定しない場合もありますが、発注元と親しくなれば、仕事が途切れず、収入もついてくるでしょう。それと、得意分野をつくるのもひとつの手です。例えば、本土には音楽ライターがいます。それと同様に沖縄独自の分野として、沖縄らしい文化、風土を扱うライターが出てきても、おかしくはないのです。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。