選手としてｂｊリーグ（日本プロバスケットボールリーグ）加盟の球団に所属して試合に出場します。ハイレベルかつプロフェッショナルな試合を提供することで、スポーツを愛する人々に夢と感動を与える仕事です。
2007年に沖縄にもプロ球団「琉球ゴールデンキングス」が設立され、盛り上がりを見せています。ほかのリーグもありますが、ここではｂｊリーグに焦点を絞ります。
学生時代からバスケット部に所属して腕を磨き、試合や大会で活躍し、プロ球団にアピールすることが大切です。
選手として契約するためには、リーグが年に一度主催する「合同トライアウト」に参加する必要があります。16歳以上の日本在住の男性すべてが受けられます。
一次、二次、最終選考で行われる体力およびスキルテストなどをクリアすることで、ドラフト会議において指名される資格を得られます。
ほかにも、各球団で行われる「チーム・トライアウト」を経て入団する場合もあります。
各球団とも選手の年俸は公開していません。ｂｊリーグではサラリーキャップ制（各チームごとに選手の年俸総額の上限金額を設ける制度）を適用しており、上限は約6600万円とされています。
午前中は筋力トレーニング中心で午後からコートでの練習試合が行われます。また公式試合では日本各地の会場へ移動して試合を行います。
休みは基本的に週1回ですが、その際も食事や体調管理に気をつけなければなりません。
全国のバスケット競技人口の中でプロとして活動している人はごくわずか。プロになるには、大変厳しい道のりを乗り越えることが必要です。
上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時（2008年）の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。
その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】
※『求人平均賃金（那覇公共職業安定所 業務日報）』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。
※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。