バーテンダー

バーテンダー

食品・飲食サービス

どんな仕事?

 バーやホテルのラウンジなどで、カクテルやビール、ワイン、泡盛などのアルコール飲料を提供し、お客をもてなす仕事です。
 夜間の業務が主ですが、準備は明るいうちから行います。まず、お客に提供するための酒類や食材を仕入れます。その後、ボトル棚やカウンター、トイレなど店内の隅々まで入念に清掃を行い、照明・空調・香り・BGM・装花などをチェックし、開店を待ちます。営業中は、お酒や食事が速やかにお客に行き届いているか、常時気を配ります。お客との会話も大切なので、ニュースやスポーツの話題など、毎日の「会話ネタ」収集は欠かせません。常にお客を第一に考えて行動する職業です。

なるには?

 学歴や資格は要りません。
通常、バーやホテルなどが主な就業場所になるため、働きたい店舗に直接連絡を取り面接を受けるか、ホテルに入社し、ホテル内のバーやラウンジなどに配属してもらいます。ホテルは入社試験のある場合がほとんどです。一般のバーであれば、社団法人・日本バーテンダー協会沖縄支部に相談するのも一つの方法です。

収入は?

 一般的なバーの場合、二、三十歳代で月給20万円前後。店長やチーフバーテンダーになると、それ以上の収入が見込めます。ホテルの場合は、各ホテルの規定に基づきます。

休みや勤務時間は?

 一般的なバーで、週1、2日の休日があるようです。中には年中無休の店もあります。勤務時間帯は、夕方から深夜が多く、明け方まで開店しているバーもあります。ホテルの場合は、企業によって異なりますが、基本的にシフト制の勤務が多く、週休二日制のようです。

ひとこと

 沖縄のバーテンダーのカクテルやワインの知識、サービス技術は全国と比べても遜色はないそうです。最近は、県内でもカクテルやワインの知識・スキルが学べるようになっています。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

バーテンダー
平均賃金 正契/月給204,555円 アパ/時給998円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

飲食物調理の職業
求人平均賃金 169,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。