マリンスポーツインストラクター

マリンスポーツインストラクター

スポーツ・レジャー

どんな仕事?

 子どもから大人まで、マリンスポーツを安全に楽しめるように指導する仕事です。
 沖縄に来る観光客の大半が目当てにしている海。その海のレジャーの中でもマリンスポーツは根強い人気があります。
 「指導」というと堅いイメージがありますが、海で楽しく遊ぶためには安全が第一です。旅行で沖縄の海に遊びに来たら、羽目を外すこともあるでしょう。そんなお客の楽しさを奪わず、安全に遊ぶために細心の注意を払うことが重要です。
 シュノーケリング、水上バイク、水上スキー、ウェイクボード、パラセイリングなど、扱う種類が多いほど、さまざまな技量が必要になります。

なるには?

まずは海が好きなこと。知識や経験は後からついてきますが、専門学校で学ぶ方法もあります。
数あるマリンショップを巡れば、「海が好き」という情熱だけで雇ってくれるお店もあるでしょう。どんなに経験を積んだ人でも初めは雑用からです。先輩の技量を目で盗み、休みの日には海で独学。知識だけではない一人前のインストラクターになれるはずです。

収入は?

収入を期待していたら、この職種は勤まりません。働きながら自分の技量を上げれば、おのずと収入は増えるでしょう。

休みや勤務時間は?

ショップにより異なりますが、規模の大きな所ではシフトにより週に一回は休めるようです。
 個人経営のショップでは、昼夜を問わず現場から事務まで何でもこなします。
 夏などのオンシーズンには休みがほとんどありません。

ひとこと

 小さいショップではあらゆる業務に携わるので、充実感と達成感をより感じられるようです。
 また、お客がリピーターになってくれたり、お付き合いが続いたりという楽しみもあります。「お客と一緒に楽しむ」という気持ちが大切といえるでしょう。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

マリンスタッフ
平均賃金 アパ/時給875円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。