八百屋

八百屋

自営

どんな仕事?

 新鮮な野菜や果物を売る仕事です。市場などでの仕入れから始まり、販売や店頭の品物の並べ替えや袋詰め、追加仕入れ、配達、会計などさまざまな作業をします。
 旬の野菜や果物など、よりよい商品をお客に届けます。そのためには、仕入れる商品を吟味し、見栄えよく店頭に並べるなど、他店との差やメリットをアピールしなければなりません。
 お客と会話する中で、求められる商品をリサーチしたりするなど、経営マネジメントに関わる能力も必要です。

なるには?

八百屋になるための学校などはありません。将来、開業を目指す人は、青果店や八百屋の正社員、アルバイト、パートの求人情報を見つけて働きながら販売の流れを学ぶのが近道でしょう。また、青果を仕入れる市場や卸売業者で働きながら経験を積み、開業することも可能です。

収入は?

アルバイトやパートは、業界の最低賃金からスタートするようです。

休みや勤務時間は?

基本的に年中無休の店がほとんどです。年末年始やお盆などの行事の際の休みは店主が自由に決めていますが、普段の休日は交替で取る場合が多いようです。
 勤務時間はだいたい8時~19時までのフルタイムと、午前、午後のみの勤務など、従業員の勤務体制で異なるようです。

ひとこと

八百屋は、資本金もいらない現金商売といわれ、商売が簡単にできる職業と考える人もいるようですが、実際には厳しい面もたくさんあります。利益を生み出さないことには店として成り立ちません。野菜や果物は生ものですから、販売できる時間と日数を考慮し、見切り品などを即座に判断して売りさばかなければなりません。客商売の面白さが味わえるのが醍醐味でしょう。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。