証券営業員

証券営業員

販売、金融

どんな仕事?

 主に「株式」「債券」の売買の仲介、「投資信託」の販売を行う業務です。
 まず大切なのは、日々変化する社会情勢を知ること。それによって、投資家の資産状況や投資目的に合った適切なアドバイスを行い、「貯蓄から投資へ」という顧客のニーズに応えていくのが証券営業員の仕事です。顧客の大切な資産を扱うため、慎重かつ丁寧に接客していくことが大切です。

なるには?

 県内・県外の企業を問わず、大卒程度で入社する人が多いようです。
 県内企業の場合、証券業に必要な資格などは入社決定後、または入社後に取得するというケースが多いようです。
 株式などの有価証券を売買したり、顧客への勧誘を行う上で必須のライセンス「外務員資格」を取得することもおすすめします。
 この資格の取得者は、証券会社以外に、銀行・保険会社・信用金庫などの金融機関でも有価証券を取り扱う業務に従事することができます。
 いずれにせよ、顧客への対応が主な仕事になりますので、明るくポジティブに考えられる人、世の中のいろいろな出来事に関心を持ち、情報収集力や行動力を持った人に適職といえるでしょう。

収入は?

 県内企業、県外企業でも異なるため、さまざまです。

休みや勤務時間は?

 各企業により異なりますが、カレンダー通りの休日がほとんど。勤務時間は8時半~17時半が一般的です。

ひとこと

 日々変わっていく社会情勢に敏感に対応していかなければならないのがこの仕事の特色。
 そのため、入社後も常に「勉強」を積み重ねていかなければなりません。しかし、その積み重ねは確実に自分の糧となりますので、向上心と自身の成長を楽しむ気持ちが大切でしょう。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

営業の職業
求人平均賃金 203,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。