カラーコーディネーター

カラーコーディネーター

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 「色」についての豊富な知識を基に、配色などの提案や企画、指導、診断をする色彩のスペシャリストです。その人に似合う色をアドバイスしたり、商品パッケージやカーテン、家具などのインテリア、ビルの外装、看板などに取り入れる色について提案します。
 ほかにもカラーアナリストやカラープランナー、カラーセラピストなど活躍の場によってさまざまな呼び方がありますが、どれも色彩の知識が必要です。

なるには?

 色彩専門のスクールや通信教育、通信講座を受講して資格を取得し、経験を積みながら個人で活動することができます。
 資格としては、「カラーコーディネーター検定試験」「A・F・T(社団法人全国服飾教育者連合会)色彩検定」、「色彩士検定」が代表的です。また、色彩のプロが開講するスクールより認定書を交付されることで、色彩について指導するスクールなどを主宰することができます。

収入は?

主に自営業となるので、個人で収入を設定できます。色彩の養成講座、個人診断、企業セミナー、講演など企画により変動があり、地域の相場や顧客のニーズ、企画内容に合わせての設定も大切です。

休みや勤務時間は?

自営業のため、休日は決まっていません。顧客や生徒と相談し、講座や診断の時間を設定します。

ひとこと

 何よりも「色」が好きということが大切です。
 色の持つ特性を知り、自分自身のセンスと経験を積んで感性を高めることです。資格を取得しても、現場で色についての説得力のあるプレゼンテーションができなければプロとしての活躍は厳しいでしょう。
 また、ファッションセンスなどとのバランスも問われるため、日ごろから流行に敏感になるなど美的感覚を磨くことも大切です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者
求人平均賃金 214,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。