ミュージシャン(歌手・アーティスト)

ミュージシャン(歌手・アーティスト)

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 歌や、メロディーを奏でることで人々に感動を与えたり、楽しませたりする仕事です。ステージは主にライブハウスやイベント会場、ホテルや飲食店などです。演奏のない日は、曲作りや作詞、リハーサル、CD制作のためのレコーディングをします。PRのためのテレビ・ラジオ出演などでは、音楽で表現したいことやメッセージを伝えます。また、お客やほかのミュージシャン、スタッフとの交流も大切です。
 県内には数多くのミュージシャンが活動しています。

なるには?

 歌唱力はもちろん、感性、多くの人を楽しませる表現力が求められます。また自分の音楽が時代のニーズに合っているかも大事なポイントです。
 メジャーデビューするには、オーディションやコンテストへの参加、インディーズでの活動、レコード会社を訪れ直接デモ音源を売り込むなど、方法はさまざまです。多くの人が挑戦しますが、デビューして活躍できるのは、ほんのわずかな人のみです。

収入は?

 収入は人気や状況によって異なり、初めのころは自主制作CDやライブチケットを手売りするなど、ファンを増やすための地道な活動が主です。この時期は収入が少なく、音楽活動の傍らアルバイトをして生計を立てている人も少なくありません。
 事務所やプロダクションに所属すると、月給制または歩合制になります。

休みや勤務時間は?

 決まった勤務時間や休みはありません。ステージに立つ場合は本番に向けてリハーサルを何回も行い、レコーディングとなると朝から晩までかかることも珍しくなく、不規則な生活といえるでしょう。

ひとこと

 本土と比べて沖縄はミュージシャン人口も多く、演奏する場所や機会にも恵まれているので活動しやすいですが、その分、競争率も高く厳しい世界です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

芸能・モデル
平均賃金 正契/日給8,000円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。