古着屋

古着屋

自営

どんな仕事?

 商品の仕入れ、買い取り、選別、値付け、陳列、売り上げチェックや経理、接客などが主な仕事です。アパレル業界を含めた世の中の動きを見て、経営者として適切な判断を下します。
 経営者自身が従業員のシフトなどを管理する所もあるようですが、店舗によりさまざまで、店長に任せる場合もあります。
 たくさんの古着を扱うときは繊維などが舞い散り、ほこりまみれになることも多々あります。

なるには?

古着やファッションに興味があること、経営者としての責任だけでなく、時代に合わせて順応する臨機応変さも必要です。
 なぜ長年にわたり支持される商品なのか、古い時代から生き抜いてきた生地や素材の良さ、価値、意味や歴史・文化を理解すると、接客にも役立ち、仕事に深みが出ます。

収入は?

 月給制が一般的で、売り上げにより左右されます。

休みや勤務時間は?

ほかのアパレル業界と同様で、平日の休みがほとんどですが、店舗によっては週末の休みもあるようです。
 営業時間は、昼ごろから20時、21時までが一般的です。残業は店舗によりさまざまなので、一概にはいえません。

ひとこと

沖縄では気候のせいもあり、Tシャツなどの薄手の服がよく売れ、厚手の冬物はあまり売れません。古着業界でも流行はありますが、最近は大量入荷、大量販売する大型の店舗も増えています。
 ただおしゃれだから、服が好きだからという考えでは、この仕事は成り立ちません。先を見る目を養うことも大切です。
 また、古着屋の店舗数は増加傾向にありますが、出店後2、3年が勝負ともいわれ、固定客がつかなければ経営が成り立たないこともあります。
 客層やターゲットを考え、例えばアメリカンカジュアル、50年代~70年代、ロック系、オールジャンルなど、店の個性を出すのも重要です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

商品販売の職業
求人平均賃金 168,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。