デパート各売り場の商品仕入れを行う仕事です。
県内の場合、通常は売り場で接客・販売もします。
仕入れの際には、売り場や店全体の客層、流行の傾向などを考慮して必要なブランドや商品を決め、取引先に交渉、発注します。
各メーカーが開く展示会などにも足を運び、実際の商品の素材やデザイン、品質などを確認します。
発注の際には、商品内容や発注数だけでなく、納品の時期をチェックすることも重要なポイントになります。
特に資格は必要ありません。
デパートの販売員として就職後、実務経験を積みながら、商品の知識を得て、仕入部員となる方法が一般的です。
各売り場商品の知識を学び、ニーズを予測して、お客の年代や好きなデザインの傾向、トレンドなどを見極める力が必要です。
また、売れ行き・在庫数など、総合的な一連の流れをつかむと、業務がスムーズになります。
取引先や業界紙などから情報を得たり、実際に接客しながらお客の声を聞いたりすることもとても重要です。
デパートによって異なりますが、月給13万～17万円位が一般的です。
デパートによって異なりますが、主に土日は出勤し、平日に交替で休みを取るのが一般的です。
基本的に、週休2日で1日6～8時間勤務のシフト制が多いようです。
販売する商品を半年先に仕入れる場合が多いので、流行や、お客の反応を先読みする力が要求されます。
仕入れた商品が予想通りに売れると、楽しく、喜びを感じられる仕事です。
上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時（2008年）の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。
百貨店店員
所定内給与額 (男女計)217,000円
【賃金センサス（厚生労働省賃金構造基本統計調査）<2019年・沖縄県>より】
商品販売の職業
求人平均賃金 168,000(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】
※『所定内給与額（賃金センサス）』について
労働契約等であらかじめ定められている支給条件によって支給された現金給与額のうち、残業手当などの超過労働給与額を差し引いた額をいい、所得税等を控除する前の額をいう。※月額表示となります。
臨時労働者（日々又は勤務期間が１か月未満）は調査対象外。
百円未満は切捨て表示となります。
※『求人平均賃金（那覇公共職業安定所 業務日報）』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。
※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。