漫画喫茶経営

漫画喫茶経営

自営

どんな仕事?

 漫画や雑誌を数多くそろえた喫茶店を経営する仕事です。一般的に、たくさんの漫画がある喫茶店を「漫画喫茶」と呼びますが、漫画とパソコンを設置している「コミック&インターネットカフェ」という複合タイプも登場しています。
 漫画やパソコンはもちろん、ゲームやテレビ、DVD、ビリヤード、卓球、カラオケなどが楽しめる所もあり、ますます進化・多様化しています。
 通常業務は、店内やトイレの清掃、漫画の管理や仕入れ、提供する料理の食材の仕入れ・調理、厨房の衛生管理など基本的には飲食店と同じです。

なるには?

経営には、個人経営とフランチャイズ契約があります。どちらもメリット・デメリットがあるので、条件を考慮して選ぶとよいでしょう。漫画は2万冊以上そろえる場合が多く、週刊誌、月刊誌の仕入れも常に行います。 インターネットカフェの登場に伴い、セルフサービスで対応する店舗も増えてきましたが、沖縄では食事・軽食の提供を店員が行う漫画喫茶が今も主流のようです。
 なお、開業するには、保健所に喫茶店営業の申請が必要です。調理に関するある程度の腕も必要です。

収入は?

立地条件や営業時間などで収益に差があります。フランチャイズでは、ロイヤリティー(特許権・商標権・著作権などの使用料)も発生するので、収益は一概にはいえません。個人経営でも方法次第で高収入が見込めます。

休みや勤務時間は?

経営する漫画喫茶の営業時間によります。スタッフの勤務時間が一日約8、9時間で週1回位の休日が一般的です。週末などの忙しい時は残業もあります。

ひとこと

多様化が進む漫画喫茶ですが、お客の嗜好に合わせたサービスやアイデア次第では可能性の広がる職種だといえるでしょう。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。