チェーン店スーパーバイザー

チェーン店スーパーバイザー

販売、金融

どんな仕事?

 チェーン店本部と現場(加盟店)とのパイプ役を担う仕事です。本部の立てた経営方針を現場へ的確に伝え、目標達成に向けてさまざまな働きかけを行います。現場からはお客のニーズをくみ上げ、店舗の問題点を解決することが求められます。店舗をお客の立場で観察し、問題点に店長やスタッフが気づいているか、解決方法を分かっているか確認します。問題点を指摘して改善を求めるだけではなく、具体的な解決までサポートすることが大切です。現場スタッフとのコミュニケーションや本部での会議など仕事は多岐にわたり、経営の中核となる重要な役割を担っています。

なるには?

 新卒採用からいきなりスーパーバイザーになることはできません。まず加盟店のマネージャーなどを経験し、人材のマネージメント、採用、経営管理に関わることでノウハウを学びます。十分な経験を積み、実力をつけると複数の店舗を管理できる立場になります。大学新卒の本社採用であらかじめスーパーバイザー候補として雇用されるケースのほかに、最近では店舗のアルバイトなどから昇格していき、マネージメント業務に携わることでスーパーバイザーになるケースも増えています。

収入は?

管理職に当たるので、収入は高め。企業や管轄店舗数によっても給与額は変動します。

休みや勤務時間は?

 企業によって異なりますが、24時間営業や年中無休の店舗を運営する場合、突発的事態には休みの日にも対応しなければなりません。

ひとこと

 「自分もこうなりたい」と店長やスタッフの目標になる存在であること。スーパーバイザーにはそれが求められます。そうあることで現場から後継者が育つのです。仕事を楽しみ、成長していくこと、それを通して人生を楽しむことがスーパーバイザーのあるべき姿といえます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

営業・販売関連事務の職業
求人平均賃金 214,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。