お笑い芸人

お笑い芸人

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 人々を笑いによって楽しませる仕事です。テレビやラジオ、舞台やライブハウス、結婚式の司会などのステージがあります。コント、漫才、漫談、芝居、番組の司会やパーソナリティ、コメンテーターなど表現方法もさまざま。役者やタレントなどといった職業との境界線も難しいですが、本人の自己申告や視聴者が感じるイメージで決まるものと思われます。笑いのネタは米軍基地問題を扱ったものや沖縄の若者言葉「ウチナーヤマトグチ」など面白ければ何でもあり!活動の拠点を地元や本土などどこを目指すかでも多少笑いのスタイルは変わってくるでしょう。しかしどんな笑いやりたいかビジョンを持つことが大切です。無理なスタイルは逆に面白さを損ねてしまう可能性があります。

なるには?

 自分の好きな劇団や事務所などに所属したり、テレビやラジオ、そのほかそれぞれの団体が行うオーディションに参加することでも道は開けます。それにはまずお笑いのネタを考えること。ステージで与えられた時間を「もう終わっちゃったの?」と観客に思わせることができれば完璧。自信があれば、どこかの団体に所属するのではなく自ら公演を打つこともできます。

収入は?

 公演の興業収入によって変動します。見習いの間はボランティアでステージに立つことも覚悟しておいた方が良いかもしれません。知名度が上がるにつれてテレビやラジオなどの出演料は上がります。

休みや勤務時間は?

 テレビやラジオなどのオファー、公演スケジュールによってさまざま。レギュラー出演する番組などを持つと勤務時間もある程度安定するでしょう。

ひとこと

ある程度の実力と知名度がつくと、結婚式の司会なども依頼されるようになるでしょう。そういったものをこなせるかで仕事の幅や収入も変わってきます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

芸能・モデル
平均賃金 正契/日給8,000円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。