プロゴルファー

プロゴルファー

スポーツ・レジャー

どんな仕事?

 プロゴルファーとは、男子は日本プロゴルフ協会(PGA)、女子は日本女子プロゴルフ協会(LPGA)に認定され、ゴルフを職業とする人のことをいいます。各地で開催される大会を転戦する「トーナメントプロ(TP)」と、指導技能と広範にわたる知識を有し、後進の育成やゴルフの普及と発展を目的に活動するレッスンプロと呼ばれる「ティーチングプロ(TCP)」の二つのタイプがあります。

なるには?

「トーナメントプロ」になるにはPGAが定める資格認定プロテストに受かる必要があります。受験にはいくつかの条件を満たすことが必要です。男子は16歳以上で、プレ予選・一次・二次予選・最終予選と4つのステージに分かれており、アマチュア大会での成績や研修会の活躍により受験資格が異なります。最終予選を勝ち抜いて実技テストに合格し、研修セミナーを修了すれば資格が認定されます。
 女子の場合は、LPGAがプロテストを行っています。「ティーチングプロ」はPGAのティーチングプロ資格認定制度による講習を受講し、試験に合格すれば会員として登録され、研修や講習を受けて認定されます。

収入は?

 トーナメントに出場するための旅費や宿泊費は自己負担で、決勝ラウンドに進出しなければ賞金はなく、予選落ちすると赤字になります。上位に入賞すれば高額の賞金が得られます。
 ティーチングプロはゴルフ場や練習場と契約し、給料や契約報酬を得ます。レッスン生との直接契約の場合は時間や打数によって変わります。

休みや勤務時間は?

 トーナメントプロの場合、決勝ラウンドが土・日曜に、予選が主に木・金曜に行われます。また、指定練習日は火・水曜が多いため、一週間のほとんどが試合と移動になります。
 ティーチングプロは週末や祝日が忙しく、平日は夕方から忙しくなるようです。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。