内装工

内装工

建築・土木、電気

どんな仕事?

 建物の新築・改築工事において、建物内部の壁、床、天井などの装飾を行い、最終仕上げまでをする仕事です。
 通常、作業は数人でチームを組み、デザインや設計書に沿って行います。
 カーテンやじゅうたん、壁紙、ブラインドの取り付けなども仕事に含まれます。
 作業内容が多種多様であるため、それぞれの作業の専門知識や技術を習得し、さまざまな作業をこなせる職人を目指すことが理想のようです。

なるには?

 大きく分けて、工業系の高校や大学、専門学校のインテリア科、職業訓練校で学んでから入職する場合と、見習いから入り、ベテランの職人から手ほどきを受けてスキルアップしていく場合の二種類の道があります。
 内装工のほか、インテリア科を卒業後、インテリアデザイナーや設計士になる人もいます。

収入は?

企業によりさまざまですが、※日給月給制が一般的で、月給15万~25万円位です。
 技能を身につけ、「内装仕上げ施工技能士」などの資格を取得すると出来高制に変わる場合もあります。技能士は主に能力給となります。

休みや勤務時間は?

 現場によって休日も勤務時間も異なります。
 8時~17時ごろまでが一般的ですが、現場の工期によっては一定せず、早ければ6時から、改装工事など現場によっては夜間や休日に作業をする場合も少なくありません。そのため、残業や、深夜、休日出勤も多くあります。

ひとこと

 本土ではカーテン、じゅうたん、壁紙など、専門分野によって作業が独立しているのが普通ですが、沖縄では、一人で兼務している職人が多いようです。
 内装工のプロとしてスキルアップしていくためには、新しい材料やデザインの勉強を継続して行うことも大切です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

建設従事者(建設躯体工事従事者を除く)
求人平均賃金 252,986円(常用フルタイムのみ)
【労働市場の動き(令和5年9月分)より】

内装工
平均賃金 正契/月給185,253円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

内装工
平均賃金 正契/月給213,400円
【沖縄県平均賃金データ 2023年10月更新より】

建設の職業(建設躯体工事の職業を除く)
求人平均賃金 228,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『労働市場の動き』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『平均賃金(沖縄県平均賃金データ 2023年10月更新)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。