小学校教員

小学校教員

教育・研究

どんな仕事?

義務教育の最初の段階に当たる6年間、6歳から11歳までの児童を小学校で教育する仕事です。
 学級担任を務め、国語、算数、理科、社会、体育などの全教科を教えるのが特徴です。
 集団生活における協調性や責任感の大切さを教え、社会のルールなどの指導や、年間の学校行事やPTAなどの運営も取り仕切ります。

なるには?

 四大や短大などの教員養成学部や児童教育学科などに進学し、必要な単位を取り教育実習を修了すると、小学校教諭免許状が取得できます。通信制でも取得可能です。一般的に、四大卒程度が一種免許状、短大卒で二種免許状が取得できます。
 県内の小学校教員を目指す人のほとんどは、出身地の小学校で臨時教員や専門教科を指導する非常勤講師として勤務しながら勉強し、沖縄県教育委員会が年に一度、七月中旬に行う教員採用試験を受けます。県内では受験できる年齢の上限(平成十九年現在で36歳)が設けられています。

収入は?

 自治体が定めた給与規定により、学歴別で決定されます。平成十九年度の教員初任給は四大卒業者が18万9600円です。臨時教員は各学校の給与規定により異なりますが、非常勤講師は時給制の場合もあるようです。

休みや勤務時間は?

 自治体が定めた給与規定により、学歴別で決定されます。平成十九年度の教員初任給は四大卒業者が18万9600円です。臨時教員は各学校の給与規定により異なりますが、非常勤講師は時給制の場合もあるようです。基本的に週休二日制で、勤務時間は8時~17時ごろまでの勤務体制です。
 部活の顧問など教科以外の業務を持つと残業も多くなります。行事や各種大会などが休日に行われることが多いため、休み返上で出勤することもあります。

ひとこと

年々、県内における新規教員の採用は減少していて、倍率は十数倍に上る狭き門です。
 安定した収入とやりがいのある職業として人気の高さがうかがえます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

教育の職業(その他の専門的職業)
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。