心の専門家として、心理的な悩みを聞いたり、クライアントの抱える問題を解決する手助けをする仕事です。
日本では心理カウンセラーを指すことが多いようですが、臨床心理士、交流分析士、論理療法士、教育カウンセラー、音楽療法士などさまざまです。職場により、仕事内容も変化しますが、主に病院や福祉施設、教育機関でグループや個人を対象にカウンセリングを行います。
現在、多くの民間団体が独自の認定基準を設け、試験を実施しています。どの分野のカウンセラーになりたいかによって、必要な資格も変わってきます。 文部科学省の認可する（財）日本臨床心理士資格認定協会認定の「臨床心理士資格」を取得するには、同協会の指定する大学院の専攻を修了し、資格審査に合格することが必要です。
現在、常勤カウンセラーとしての募集は少なく、非常勤雇用が圧倒的に多いのが現状です。資格や経験にもよりますが、非常勤の時給の平均は2500～3500円が一般的なようです。
勤務状況によって異なりますが、教育機関であれば、土・日・祝日は休めます。医療機関勤務やフリーのカウンセラーになれば、休みは不定期のようです。
目指す分野を定めて勉強することが大切です。心の悩みを救う大切な仕事です。
上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時（2008年）の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。
サービス提供責任者・相談員
平均賃金 正契/月給183,859円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】
社会福祉の専門的職業
求人平均賃金 189,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】
※『平均賃金（沖縄の平均賃金本 2020）』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌（抜粋）合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。
※『求人平均賃金（那覇公共職業安定所 業務日報）』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。
※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。