ネットショップ経営

ネットショップ経営

自営

どんな仕事?

 ネットショップとは「インターネットショップ」の略称で、インターネット上につくられた仮想店舗(バーチャルショップ)のことです。バーチャルショップなので、実際の設備投資がいらない気軽さと、時間や距離に関係なく多数のお客が期待できるなどの利点があり、近年急速に発達した店舗経営スタイルです。
 ネットショップ運営の流れとして、自分でショップ(ホームページ)を立ち上げて販売する場合と、ほかの企業が開設・運営するショッピングサイトなどに出店する方法があります。いずれの場合も、取り扱う商品の選定、仕入れ、宣伝、受注、品物の発送、集金(入金確認)、企画、顧客管理など、実際の店舗経営と変わらない業務内容です。

なるには?

 資格は要りません。ただし、初期投資と運営資金、それにビジネスプラン(事業計画)は必要です。インターネットやホームページ作成の知識も多少は必要ですが、経営能力や商品開発の知識がより求められます。

収入は?

売り上げが、そのまま反映されます。月の売り上げが数万円から百万円単位まで、変動は多々あるようです。ショッピングサイトに出店する場合は、売り上げ額の数パーセントをサイト運営会社に支払わなければならないこともあります。

休みや勤務時間は?

個人で経営するネットショップの場合、自分で勤務時間も休日も決めることが出来ます。ただし、メールやウェブサイトからの問い合わせ、注文、在庫確認などがありますので、毎日頻繁にメールやサイトのチェックはしなければなりません。

ひとこと

沖縄からのネット販売では、県産の健康食品や特産品、シークヮーサー、島マース、Tシャツ、泡盛、三線など、沖縄ブームと同調するように販売額を伸ばした商品が多いのも特徴といえます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。