自衛官

自衛官

公務

どんな仕事?

ひとことでいえば、「国の平和と安全」を守る仕事です。
 国の平和と安全は、国民一人一人が家族と共に安心して暮らすための最も基本的なことです。陸・海・空、約24万の自衛官が、全国約300の基地などに勤務し、いつ何が起きても直ちに対応できる態勢を維持しています。

なるには?

 自衛官は防衛省職員であり、特別職の国家公務員です。日本国籍を有している人で、採用試験に合格すれば自衛官になることができます。
 採用試験は、一般曹候補生、幹部候補生、2等陸・海・空士などいろいろな階級があり、それぞれに応じて年齢制限などの資格要件があります。募集案内で確認しましょう。

収入は?

 最も基本的な階級「2等陸・海・空士」で採用された場合を例にすると、経験によっても異なりますが、初任給15万9500円(2008年4月1日現在)からスタートします。
 昇給は年一回、賞与は年二回(6月・12月)、職域によっては各種手当が支給されます。
 なお、駐屯地または基地内に居住する自衛官には、衣食住は無料で支給、または貸与されます。

休みや勤務時間は?

休みは、土・日・祝日が一般的ですが、職域によってはシフト制もあります。

ひとこと

自衛官というと、災害の際に救助に駆けつける姿や、カンボジアやゴラン高原での国際平和協力業務、イラクでの人道復興支援などを思い浮かべる人が多いでしょう。その活動は、日々の地道な訓練に支えられています。
 高度な通信技術や情報処理、さらに医療・建築・気象・海洋観測などのスペシャリストの集団ともいえます。
 国民の平和と安全を守る責任感と正義感がある人が向いているでしょう。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

保安の職業
求人平均賃金 161,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。