アナウンサー

アナウンサー

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

マスコミ業界の中でも特に華やかなイメージがあります。確かにテレビ、ラジオ、時にはイベントの司会などの表舞台だけを見ればそのとおりですが、資料収集、現場取材、原稿作成、スタッフとの打ち合わせなど、舞台裏の業務があってのことです。
 政治、経済、事件などの情報を偏りなく客観的に伝えるには、裏付けがしっかりしていなければなりません。
 アナウンサーは、言葉で情報を伝えるプロなので、発音や発声、姿勢などは基本です。表情からは人柄や知識、誠実さが視聴者に伝わるので、視聴者に好感が持たれるかも重要な要素のようです。

なるには?

難関です。志望者が多いため、必然的に求められる能力も高くなります。東京の放送局が開催しているアナウンサー養成スクールや専門学校で学ぶことを勧めます。一般常識だけではなく、発声訓練や言葉遣い、原稿の読み方などをプロの講師から教えてもらうことができます。難関を突破するには、早い段階からスタートした方が有利です。局によって採用資格となる最終学歴が違うこともあるので、事前にホームページなどで確認してください。

収入は?

 放送局によって違います。雇用形態は、正社員以外にも契約社員や関連企業からの派遣、臨時雇用といったいろいろなケースがあるようです。

休みや勤務時間は?

番組の収録や生放送のニュースに合わせたシフトを組んでの出勤形態のようです。週末のイベントや、台風、選挙番組などの場合は、通常とは違う勤務時間になる場合もあります。

ひとこと

県内の放送局の場合、毎年新卒の社員採用はありますが、アナウンサー職は毎年採用があるわけではないので、放送局のホームページなどで事前のチェックが必要です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。