新商品などを売り出す時、テレビ・ラジオといった電波媒体や、新聞や雑誌へ広告を出します。広告営業員は、そのプランを考え、提案するのが仕事です。
スペースブローカー(一般的にメディアの広告スペースを確保するだけの仲介業務)的なイメージを思い浮かべるかもしれませんが、そうではありません。
顧客や商品のターゲットのライフスタイルを考えた、ムダのない企画立案が本来の仕事です。
広告代理店の営業部がそのセクションです。
大卒なら文系の学部出身者が多いというくらいで、専門学校卒でも不利ということはありません。広告代理店は県内に数十社はあります。
顧客や商品のターゲットをつかむ発想力や、世の中の動向を敏感にキャッチする観察力がある人が向いています。
県内の広告代理店は、総支給で月収13万~15万円といったところです。
ポストが上がれば、収入もそれに応じて上がります。
独立して成功している人もいます。
営業員は社内での残業は制作部員ほど多くありませんが、その分、顧客との付き合いがあります。
イベントで週末に駆り出されることも時々ありますが、基本的には週休2日です。
いろいろなメディアを扱うので、テレビ局やラジオ局、新聞社との付き合いは日常的です。
「マスコミに関心がある」ということを志望動機にする人もたくさんいます。
仕事の醍醐味は、何といっても、自分で企画したメディア戦略や表現戦略が、プレゼンテーション通りに結果を出した時にあるようです。顧客からも認められ、大きな喜びを感じられるとともに、その後の仕事の展開にも弾みがつきます。
上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。
広告営業スタッフ
平均賃金 正契/月給163,650円 アパ/時給1,200円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】
営業の職業
求人平均賃金 203,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】
※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。
※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。
※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。