DJ(パーソナリティー)

DJ(パーソナリティー)

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 軽妙なトークと、心地よい音楽をラジオの電波に乗せて届けるのがDJ(パーソナリティー)の仕事です。以前はDJという呼び方でしたが、現在はパーソナリティーの名称が一般的です。
 深夜のスタジオから語りかけるパーソナリティーから、早朝のラジオカーのリポーターまで、いろいろな場面でリスナーに直接、情報や話題を届けます。

なるには?

特別な資格は必要ありません。放送局の社員として、パーソナリティーを担当する場合もありますが、沖縄では各放送局が行うオーディションに合格するか、人づてに紹介してもらう場合が多いようです。もちろん、番組担当ディレクターに認められるかどうかがカギを握ります。
 また本業が歌手や舞台俳優、お笑い芸人など、「しゃべること」がメーンではない人たちが担当する場合もあります。いずれにせよ、個性的なキャラクターで、話題が豊富な人、そして感性の豊かな人が求めらます。

収入は?

一回の出演でいくら、という回数契約が多いようです。帯番組(月~金曜日)の場合は月契約で支払われることもあります。金額は、番組の売れ具合(スポンサーの付き具合)、パーソナリティーの格、放送局によって異なります。ほとんどのパーソナリティーは、ラジオ出演の収入だけで生活するのはかなり難しいようです。

休みや勤務時間は?

沖縄の場合、ほとんど番組契約なので、番組の時間(生放送でも収録でも)に合わせて勤務時間や休みを設定します。

ひとこと

県内では、ラジオのパーソナリティーだけで生活できるのはほんの一握り。どちらかというと、ラジオ出演を機に、コマーシャルのナレーションや結婚式の司会などで収入を得るのが最も多いパターンだそうです。
 ちなみにパーソナリティーの仕事は、リスナーからの反響・反応が返ってくることが最高の魅力のようです。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

芸能・モデル
平均賃金 正契/日給8,000円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。