カスタマーエンジニア

カスタマーエンジニア

オフィス(事務系、IT系)

どんな仕事?

顧客(カスタマー)のパソコンやコンピューターシステムのトラブルに対処したり、機器のメンテナンスや保守・管理、アドバイスなどが主な仕事です。
 コンピューターなしの業務は考えられない昨今、もしコンピューターのハード(機器本体)や、周辺機器、ソフトウエアなどに不具合が起これば業務に大きな支障をきたします。カスタマーエンジニアは、顧客や得意先、契約企業などを巡回(あるいは常駐)し、機器やソフトをチェック、不具合や故障があれば迅速に対処します。
 顧客からの要請で出向くことがほとんどですが、機器の販売や設置、ソフトのインストールなども行うコンピューター関連の営業マン兼エンジニアといえます。

なるには?

資格は要りませんが、高校や専門学校・大学などでコンピューター関連の知識を修得していると大変有利です。経験を積み、スキルアップすればさらに難易度の高い機器のサポートエンジニアとして重宝されます。

収入は?

 企業規模や業務内容で異なります。

休みや勤務時間は?

 基本的には昼勤の週休2日制です。通常は顧客や得意先での保守・メンテナンス業務を行いますが、新規で機器やソフトを納品した場合は、販売先でインストラクション(使用・操作の説明)を行ったり不測のトラブルに備えて長時間詰めたりします。急なトラブルへの対応のため、夜間や休日に顧客先に出向くこともあります。

ひとこと

 本土では、コンピューターメーカーやメーカー委託会社、ソフト開発会社の社員がほとんどです。沖縄の場合、企業のソフト開発やシステム構築を請け負った会社の社員が、カスタマーエンジニアを受け持つことがあります。中には、ソフトを開発したエンジニア自身が、カスタマーエンジニアとして顧客のサポートに当たることもあります。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。