警備員

警備員

専門・企業サービス

どんな仕事?

みんなの安全を守る仕事です。ビルやオフィスなどの施設警備、交通誘導、貴重品運搬警備、イベントや祭りなどの雑踏警備、著名人や要人の身辺警護など警備や警護に当たる対象によって業務は多岐にわたります。
 最近特にニーズが高まっているサービスに機械警備があげられます。ホームセキュリティーなどのように、契約先の建物内にカメラやセンサーを設置し、監視する警備方法です。外部からの侵入や火災発生など異常を感知次第、現場へ急行します。

なるには?

警備業法により、以下に該当する者は警備員になることができません。18歳未満の者、破産(して復権を得ない)者、禁固刑などを受け、執行を終えて5年を経過していない者、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」の規定による命令などを受けた者やアルコール・薬物依存者など。人々の安全を守る業務の性格上、強い正義感が求められる職種といえるでしょう。
 就職後に取得できる資格として警備員検定があります。業務内容によって5種目に分かれます。資格を取得すると警備員としての高い能力を証明できます。

収入は?

正規雇用の初任給で月給12万~13万円位。契約社員は時給625円位からが一般的です。夜勤の場合は、時給773~800円位。

休みや勤務時間は?

 ローテーションで決める場合がほとんどです。基本的に土・日・祝日に休みを取ることは難しいでしょう。
 正規雇用の場合は週休二日が基本ですが、現場や業務により週一日になったりと多少異なってきます。

ひとこと

安全に対する関心の高まりから警備業の社会的需要は今後も増加していくでしょう。平成十七年に実施された警備業法の一部改正からも官民を超えた社会的重要性がうかがえます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

警備員
平均賃金 正契/月給177,480円 アパ/時給878円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

警備員(男女計)
所定内給与額 (男女計)182,400円
【賃金センサス(厚生労働省賃金構造基本統計調査)<2019年・沖縄県>より】

保安の職業
求人平均賃金 161,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『所定内給与額(賃金センサス)』について
労働契約等であらかじめ定められている支給条件によって支給された現金給与額のうち、残業手当などの超過労働給与額を差し引いた額をいい、所得税等を控除する前の額をいう。※月額表示となります。
臨時労働者(日々又は勤務期間が1か月未満)は調査対象外。
百円未満は切捨て表示となります。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。