ゲームクリエーター

ゲームクリエーター

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 大まかに「企画」、「グラフィック」、「プログラム」、「サウンド」の4セクションに分かれます。「企画」はゲームのプランニングから資料作成まで多岐にわたる業務のセクションです。全体の進行にも携わるため、コミュニケーション能力が強く求められます。あとはゲーム制作に携わるすべての流れに興味があり、そのための(雑務を含めた)作業が苦にならない人が向いているかもしれません。
 「グラフィック」はさらに細分化が進むセクション。絵を描くこと、キャラクターデザイン、アニメーション(キャラの動き担当)、エフェクト(爆発や炎など)などさまざま。特に3D技術は細分化が著しい分野です。
 「プログラム」は大きく分けて2種類。インターフェースやボタンを押した際のキャラの動きなどの担当とエフェクトなどの処理を軽くしたりする、いわば交通整理のような担当です。どちらもゲームの面白さに深く関わる業務といえます。
 「サウンド」は音楽や効果音担当のこと。ゲームの世界観に(時にはグラフィック以上に)大きな影響を与えます。
 ゲーム制作はたくさんの専門分野に分かれたスタッフがチームで進める大きな事業。どのセクションにもいえるのは、ほかとの連携(コミュニケーション能力)が不可欠ということです。

なるには?

 沖縄にもゲーム制作会社は数社存在します。狭き門ですが、県外に目を向ければさらに可能性は拡がるでしょう。

収入は?

初任給で15万~18万円位が目安となります。

休みや勤務時間は?

納期が近づくと「3日間家に帰れない」なんて場合も。逆にプロジェクトの合間はまとまった休暇が取れるでしょう。

ひとこと

キャラの追加コスチュームをインターネット限定でセット販売するなど、ゲームの付加価値を高める取り組みが活発です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

その他の専門的職業
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。