音楽教室講師

音楽教室講師

個人サービス

どんな仕事?

 楽器の指導だけでなく、合唱、演奏などを通して、生徒に音楽の基礎と楽しさを教える仕事です。
 生徒が子どもの場合は、歌い方の手本を披露して教えたり、リズムに合わせて繰り返し演奏します。
 楽譜の見方や演奏方法はもちろん、聴きとる能力なども身につくよう、指導します。
 指導の際、生徒一人一人のレベルに合わせて指導内容を考える事が重要です。
 最近では子どもだけでなく、年配の生徒もいるようです。

なるには?

少なくとも、音楽に関する勉強をした経験がないと、指導は難しいでしょう。
 音楽大学、音楽科のある大学などで専攻し、知識や技術を習得する場合が多いようです。
 音楽に関する知識や技術だけでなく、指導者としての力も必要です。
 各団体や企業の講師になる場合には、講師資格試験を受けて採用されます。

収入は?

 団体に所属している場合は規定に準じ、個人経営や企業所属の場合は、生徒からの月謝の中から歩合で収入を得るようです。

休みや勤務時間は?

個々で勤務時間は異なります。
 子どもを中心に指導する場合は、学校の下校時間に合わせるため、レッスンの開始時間が変動することもあるようです。
 週平均3、4日の勤務が一般的です。
 休日は生徒やレッスンの都合で決める場合がほとんどです。

ひとこと

少子化の影響で生徒の数は減っています。
 さらにピアノに特化していえば、少し前までは習い事の上位に位置していましたが、英会話や学習塾、水泳などに押されているのが現状です。しかし、子どもの情操教育に最適との声も根強いようです。
 音楽を教えたい、という熱意のある人が向いています。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

個人教師、塾・予備校講師
所定内給与額 (男女計)233,000円
【賃金センサス(厚生労働省賃金構造基本統計調査)<2019年・沖縄県>より】

教育の職業(その他の専門的職業)
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『所定内給与額(賃金センサス)』について
労働契約等であらかじめ定められている支給条件によって支給された現金給与額のうち、残業手当などの超過労働給与額を差し引いた額をいい、所得税等を控除する前の額をいう。※月額表示となります。
臨時労働者(日々又は勤務期間が1か月未満)は調査対象外。
百円未満は切捨て表示となります。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。