テレビカメラマン

テレビカメラマン

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

ディレクター(演出責任者)からの指示を受け、スタジオや取材先で映像をカメラに納める仕事です。カメラの種類は多数あるため、ディレクターの指示の内容によって使い分けます。
 例えば、報道記者が取材などで持ち歩く場合は一般の小型カメラで性能のよい機種、スタジオなどでは、長いケーブルの付いた大きな放送用カメラを使用します。最新のカメラ、機材が次々と出てくるため、常に扱い方を覚える必要があります。
 取材の場合は、番組ディレクターや放送記者、音声担当者などと共に現場に行き撮影します。

なるには?

 学歴などは特に問われません。テレビ業界は人気があるため狭き門のようです。
 アシスタントとして3年ほど下積みをした後、カメラマンに採用される場合や、専門学校などで技術を学び、番組制作プロダクションや制作会社へ入社する場合もあります。
 最近は専門学校や番組制作プロダクション、制作会社、テレビ局が充実している本土で実務経験を積み、沖縄へ戻ってくる人もいるようです。

収入は?

企業によりますが、沖縄県内サラリーマンの平均額のようです。

休みや勤務時間は?

企業によりますが、基本的には一日8時間勤務の週休二日制です。しかし、海外などへの長期出張もあるため、勤務時間や休みは変動します。
 台風などによる災害時や事件が発生した時は泊まり込みで待機します。このような現場での撮影は二次災害の危険があるため細心の注意を払います。24時間365日いつ撮影に呼び出されても現場に向かい、いち早く情報を伝える責任感が必要です。

ひとこと

映像であらゆる情報や思いが表現できる喜びが得られる仕事です。近年、本土では女性のカメラマンも活躍しています。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

カメラ撮影スタッフ(写真スタジオ・TV局)
平均賃金 正契/月給185,000円 アパ/時給952円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者
求人平均賃金 214,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。