航空整備士

航空整備士

物流・運輸・交通

どんな仕事?

 修理のほか、安全で快適に定刻通りのフライトができるよう、丁寧な機体チェックや部品交換を行う仕事です。  
 整備には大きく分けて三種類あります。飛行機が空港到着後、次のフライトまでに行う「運航整備」、最終の到着から翌朝初便までの間か、ドックで一週間かけて行う「定時整備(2種類)」、また、5、6年に一度の「オーバーホール(大規模な補修・点検)」があります。
 飛行機は、航空整備士のOKが出なければ飛び立てません。一等航空整備士は、18トン以上(ジャンボジェット機300トン超)の整備、二等航空整備士はそれ以外の整備を行います。

収入は?

 航空会社により異なり、四大卒の初任給で20万円位です。それ以降は資格や経験により昇給し、高収入が見込めます。

休みや勤務時間は?

18時間での二交替勤務、24時間での三交替勤務があります。三交替の場合3、4日に1日の休みです。トラブルがない限り残業はありません。

ひとこと

沖縄では、一等航空整備士の合格者は年に5名程度です。
 就職後も技術の進歩や新型機導入などで常に技能や知識の向上を求められる厳しい職業です。年々航空整備士の高齢化が進み、若い人材が求められています。フライトの安全を担う、やりがいある職業といえるでしょう。

航空整備士補足画像

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

機械整備・修理の職業
求人平均賃金 193,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。