地方公務員(県庁職員/行政事務員)

地方公務員(県庁職員/行政事務員)

公務

どんな仕事?

都道府県や市区町村で構成される地方自治体や地方公共団体で働いている人を地方公務員といいます。
 県庁は地方自治体の機関であり、一般的には県庁職員と呼ばれる地方公務員です。警察官も県庁職員同様、地方公務員に当てはまります。地域の人々が安心して生活できるように、ニーズを捉え、保育や介護に関すること、道路建設や公共工事、商工業の振興など、さまざまな都市づくりなどを行政施策に編成し、企画、立案、予算に携わります。

なるには?

 県の人事委員会が実施する採用試験に合格することです。申込受付は、自治体の人事委員会事務局が行っています。試験は一般的に上級、中級、初級に分かれ、年齢制限を設けています。人事委員会で第一次・第二次試験の合否を決定し、知事や教育委員会、警察本部長などで構成される任命権者が最終的な面接で採用を決めます。職員を目指す人の多くは、臨時職員として働きながら採用試験の勉強をしているようです。

収入は?

 初任給は職種によっても異なりますが、平成十九年四月一日現在の沖縄県における上級の初任給は17万200円となっています。また、扶養手当や住居手当、通勤手当などが条件に応じて支給されます。昇給も年に1回行われます。

休みや勤務時間は?

 週休二日制で、月曜日から金曜日までの8時半~17時半までが勤務時間です。原則として週40時間と決まっています。年15~20日の有給休暇もあります。

ひとこと

採用試験については、沖縄県庁ホームページでも公開しているので調べてみてもいいでしょう。
 失業率の高い県内では、収入面などが安定しているため、人気の高い職業です。採用人数は年々減少しているにも関わらず、応募者が多いので、競争率は高いようです。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。