カメラマン

カメラマン

マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 カメラマンの働く場所や業種は多種多様です。
 報道カメラマンは新聞社、広告業界ではフォトグラファーという呼び方をする場合もあり、写す対象も違うので、カメラやレンズだけでなく照明機材も違ってきます。
 ここでは主に広告業界での仕事内容を中心に紹介しますが、広告カメラマンの場合でも被写体にはモデル、建物、料理などあらゆるものが含まれます。
 どう撮ればその商品にとってベストかを考え、想像力と技術力を発揮します。

なるには?

 専門学校や大学で学んだ後にアシスタントからはじめていくケースが多いようです。
 印刷会社、スタジオ、広告代理店で経験を積んだ後、独立してフリーになる人もいます。フリーになるには人脈や得意分野の開拓も重要です。

収入は?

沖縄の場合、印刷会社、広告代理店などでは安定した収入を得られるようです。
 収入は他のクリエーターと変わらず、12万~13万円位からです。フリーの場合は仕事量などによって異なります。

休みや勤務時間は?

 企業勤務の場合は定時で終わる場合もありますが、深夜におよぶこともあります。
 また、顧客に合わせるため、ロケ(野外撮影)で週末や休日返上で出勤することもあります。

ひとこと

 沖縄の場合、都市部のように撮る対象を車やモデルなどに限定したカメラマンはいないと考えてよいでしょう。
 デジタルカメラが主流になったため、撮影したデータを画像編集ソフトで加工したりする技術も必要とされています。
 何より、現場での経験に比例して腕が上がると考えてよいでしょう。
 撮影した写真を加工・編集するグラフィックデザイナーとの意思疎通も大事です。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

カメラ撮影スタッフ(写真スタジオ・TV局)
平均賃金 正契/月給185,000円 アパ/時給952円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者
求人平均賃金 214,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。