義肢装具士

義肢装具士

医療・保健・福祉・介護

どんな仕事?

 義肢(病気や事故などによって失った足や手の代わりとなるもの)や装具(身体の補助をする医療具。コルセットやサポーターなど)、車椅子をつくる仕事です。義足製作は、まず患者の切断端の型を石膏で取ることからはじめます。その型に合わせてソケット(切断端を収納する部分)をつくります。ソケットができたら、ソケットと義肢の重心のかかり具合を検証し、角度・位置関係の調整(アライメント調整)と歩行チェック。装着して痛みや違和感があるところを調整し、完成です。
 義肢の種類は関節固定、有動で関節がコンピューター制御されているもの、空圧や油圧の関節などさまざまなものがあります。十分な筋力を持った人はエネルギー蓄積型(バネのような関節構造)の義足を使用することで走ることも可能です。

なるには?

 国家資格試験に合格する必要があります。義肢装具士の養成課程のある大学や専門学校などを卒業して受験資格を得るのが一般的です。こうした学校は全国に9校ありますが、残念ながら沖縄にはありません。しかし合格後の就職率は高く、100%に近い状況です。主な就業先は、民間の義肢製作所や病院の義肢製作施設、学校やメーカーなどです。

収入は?

 新卒の初任給で月給16万~18万円位が一般的です。

休みや勤務時間は?

 就業先によって残業量はさまざま。納期によっては夜遅くまでかかることもあります。休みは週1、2日程度。ローテーションの場合が多いでしょう。

ひとこと

 義足などの義肢を必要とする人が仕事として興味を持ち、自ら義肢装具士になることも。患者の気持ちを考えることも大切な仕事ですので、適任ともいえるかもしれません。資格を取得しなくても、義肢装具士の指示のもとで作業を進める仕事に就くことはできます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

その他の保健医療の職業
求人平均賃金 222,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。