リサイクルショップ経営

リサイクルショップ経営

自営

どんな仕事?

店舗を構え、まだ商品として価値のある品物を不要な人や企業などから引き取って、必要とする人に売る商売です。
 取り扱う商品は、中古の衣類や家具、電化製品、楽器、レコード、運動用品、靴、オフィス家具、厨房用品などさまざま。小売店舗の数が大幅に減少する中、リサイクルショップの店舗数や販売額は増加しているようです。

なるには?

 リサイクルショップを経営するには「古物営業法」に基づく許可を都道府県の公安委員会から受ける必要があります。
 手続きに必要な書類は、住民票や市町村長発行の身分証明書、登記事項証明書などで、申請から許可が下りるまでは、通常1カ月~1カ月半程度で、それまでは開業できません。
 経営形態には、独立店、フランチャイズチェーン店があります。

収入は?

商品の仕入れで経営が決まるといわれています。仕入れ方法には、売りたい人から商品を預かり、販売した際に仕入れ代金を支払う「委託方式」、商品を現金で仕入れる「買い取り方式」があり、仕入れ方法によって、収入に差が出ます。

休みや勤務時間は?

定休日でも古物市場やフリーマーケット、ネットオークションなどで仕入れをすることもあるので、事実上の休日は一定していない店もあるようです。経営者として、常に市場に目を向けることが成功につながります。

ひとこと

電化製品や厨房用品、事務用品などの業務用から、ブランド品を中心にしたショップなど専門的なリサイクル業者もあります。沖縄では、アメリカ家具やベビーグッズ、子供服、おもちゃなど、米軍人関係の払い下げや基地内フリーマーケットからの仕入れなどで、外国製品を専門に扱う店舗も多く存在します。
 商品に対する目利きや店舗コンセプトの明確さが成功のポイントとされます。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。