コピーライター

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マスコミ・デザイン・芸術

どんな仕事?

 広告の原稿を書く仕事です。広告といってもいろいろあり、テレビやラジオの電波メディアもあれば、新聞やポスター、パンフレットなどの活字メディアの場合もあります。
 いざ書く段階になっても、奇抜な言葉を並べればいいというものではなく、売り込む商品の特性やライバル商品との差別化を考えながら印象に残る言葉を探します。
 しっかりした文章力と常識にとらわれない想像力が必要な仕事です。

なるには?

 特別な資格は要りませんが、広告代理店や印刷会社に入り、仕事を覚えることから始めるのが一般的です。面接だけの所もあれば、試験がある所もあります。正確な日本語が書けるかどうかが試されます。

収入は?

 広告代理店に入りたてのころは、12、13万円からのスタートが普通です。実績を積むことで昇給します。
 フリーになると、数をこなせば月に20、30万円の収入を得る人もいますが、コピーだけでなく、ライターを兼務する人がほとんどです。

休みや勤務時間は?

 平日は締め切りに追われることがしばしばで残業は多いですが、週末は連休の場合もあります。
 フリーとなれば時間は自由ですが、自己管理ができず締め切りに間に合わなければ、次の仕事はなく、自分に対する厳しさも必要です。

ひとこと

 コピーライターに限らず、グラフィックデザイナーやフォトグラファーなど、広告業界の人は好きだからその仕事に就いたという人がほとんどです。
 そうでなければ、見る側を納得させたり、おもしろいと笑わせたり、時に感動させたりするものをつくることはできません。
 自分の考えた言葉が流行語にまで発展すると、この仕事の虜になります。

上記記事は沖縄仕事図鑑を発刊した当時(2008年)の内容を参考にしております。収入や資格、なるための条件、勤務体系などが記載と変わっている場合がございます。※賃金などは下記の参考賃金データもご参考ください。

参考賃金データ(沖縄県)

広告・出版・デザインその他
平均賃金 正契/月給140,000円
【沖縄の平均賃金本 2020<2020年出版>より】

著述家、記者、編集者(その他の専門的職業)
求人平均賃金 190,000円(常用フルタイムのみ)
【那覇公共職業安定所 業務日報<令和2年3月>より】

※『平均賃金(沖縄の平均賃金本 2020)』について
沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計15冊に掲載された職種の給与の平均額になります。残業代・諸手当は含まれていません。
冒険王株式会社より発行。

※『求人平均賃金(那覇公共職業安定所 業務日報)』について
雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められた求人が対象。※月額表示となります。
千円未満は切捨て表示となります。

※数値は公的な調査データに基づいたもので、あくまで目安であり、実際と異なる場合もあります。