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薬剤師の仕事内容とは?気になる免許や資格について紹介します

更新日:2019/10/07

薬剤師の仕事内容

薬剤師の仕事は、勤務先によって変わります。薬剤師が活躍できる場所は薬局だけではなく、病院やドラッグストア、製薬会社、学校などがあります。では、それぞれどのような業務を行うのでしょう。

薬局での仕事

調剤
医師が出した処方せんをもとに数ある薬の中から正確に薬を取りそろえる、服用する量や服用する方法を考慮して薬を計り取る、飲みやすいように薬をまとめるといった作業を行った後、処方せん通りかどうか複数の薬剤師で必ず確認してからお渡しします。
服薬指導
薬は用法・容量が決まっているため、患者様に薬を渡す際、正しい使用方法や副作用など薬の情報をしっかり伝えます。
薬歴管理
薬歴というは、薬剤服用歴のことです。患者様に処方された薬の内容だけでなく、氏名や生年月日といった基礎情報、アレルギーの有無、副作用歴、疾患に関する情報などが記載されています。この薬歴を管理することで、重複投与や副作用などを防止することにつながります。

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ドラッグストアでの仕事

一般医薬品の販売
ドラッグストアで扱っている一般医薬品の中には、薬機法上、薬剤師からの情報提供が義務付けられているものがあります。そういった医薬品は薬剤師がいないと販売ができないため、大切な仕事です。
店舗内業務
ドラッグストアの薬剤師は専門的な仕事だけではなく、レジや品出し、店舗内の清掃なども仕事の一つです。
調剤・服薬指導・薬歴管理
最近では調剤室が併設されているドラッグストアも多くあります。その場合は、薬局同様、調剤や服薬指導、薬歴管理も行います。

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病院の仕事

調剤
医師が出した処方せんをもとに、入院患者や外来患者のために薬の調剤を行います。
服薬指導
薬局やドラッグストア同様、患者様に薬を渡す際は、正しい使用方法や副作用と言った薬の情報を伝えます。
製剤
病院内で使用する内服薬・注射薬、点滴の調製を行います。
治験業務
治験というのは、国から薬としての承認を得るために行っている新薬の臨床実験のことです。薬剤師は治験薬の保管・管理に加え、治験薬が適正に投与されているかを確認する役割があります。
医薬品情報管理
医薬品に関する情報(適正な投与量、投与の方法、副作用など)を管理するのも仕事の一つです。病院には医薬品情報管理室というものがあり、膨大な量の医薬品に関する情報が書籍やデジタルデータなどで保管されています。

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医薬品関連の企業での仕事

薬の研究・開発
製薬会社で働く薬剤師の場合、医療機関で使用される薬の研究や開発を行うのがメインの仕事と言えます。
研究部門では、まだ世に誕生していない薬を作るべく、基礎研究や非臨床実験、技術研究などを行います。そして開発部門では新薬の安全性や有効性を分析・評価します。
MR
MR(Medical Representative)は医療情報担当者のことです。病院の医師や薬局の薬剤師に自社で開発した新薬などの情報を提供します。
DI
DIはDrug Informationの略で医薬品情報管理という意味になります。医薬品に関するさまざまな情報を収集し、整理してから保管します。こうすることで、他の薬剤師や医師、一般のお客様からの問い合わせに対しスムーズに情報を提供することが可能となります。

学校での仕事

環境衛生の検査・指導
水道水やプールが設置されている場合にはプールの水質検査を行います。ほかにも、食中毒を防ぐために給食施設の衛生管理、教室の明るさチェック、教室内の空気環境の検査なども行います。
健康相談・保健指導
健康相談・保健指導は学校医が担当することがほとんどです。ただ、場合によっては薬剤師が行うこともあります。
医薬品の管理
ケガや病気を処置するために使われる医薬品のほかに、理科室などで保管されている薬品が適切に管理されているかを確認します。
薬物乱用防止活動
生徒たちを薬物乱用から守るためにも、薬物乱用防止教室などを開催し、正しい知識の普及に努めることも学校薬剤師の大切な仕事です。

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薬剤師になるためには

薬剤師になるためには、国家資格の取得が必須となります。薬剤師国家試験の受験資格は以下の通りです。

1学校教育法に基づく大学で、6年制の薬学の正規の過程を修めて卒業した方

2外国の薬学校を卒業または外国の薬剤師免許を取得しており、1と同等以上の学力および技能を有すると認定された方

試験は必須問題と一般問題にわかれており、必須問題試験は物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務。一般問題試験は薬学理論問題と薬学実践問題の2つです。
大学で専門的に学んでいる人が受ける試験とあって、合格率は6割から7割となっています。

まとめ

薬のスペシャリストである薬剤師として働くには、国家資格の取得が必要です。ハードルが高い資格ではありますが、身近な薬局に加え、学校や製薬会社などさまざま現場で活躍することができます。それぞれ業務内容がまったく異なるので、自分に合った方法で人々の健康サポートできるという魅力があります。

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