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正社員登用とは?どういう基準で採用される?辞退できる?

更新日:2020/08/04

安定性を求めるなら正社員で働くことが望ましいですが、希望するお仕事で契約社員やアルバイトなどの募集のみの場合があります。しかし、そのような求人の中にも正社員登用制度を導入している企業もあります。

正社員として働くのを希望する方は、正社員登用制度がある求人を探すのもよいでしょう。ただし、登用の基準のほか、登用までの流れや応募時の注意点などもあります。

正社員登用制度とは

正社員登用制度は、主にアルバイトやパートなどの非正規雇用から正社員への雇用転換を行う精度です。現在は幅広い業種が制度を導入しており、多くの方にキャリアアップのチャンスがあります。正社員になれると社会的信用が上がるうえ、各種手当が増えたり、給与が安定したりするなど恩恵を受けられます。

なお、派遣社員のように、他の派遣会社に所属している場合は例外です。派遣先の企業か打診された場合には登用のチャンスがありますが、派遣社員はあくまで派遣会社と雇用関係を結んでいます。このため、派遣先や派遣会社を交えて話し合いをする必要があります。

しかし、大半のケースは非正規からのステップアップです。紹介予定派遣を除き、アルバイトやパートが雇用転換されるのが一般的となっています。

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正社員登用の基準は?

正社員登用の基準は企業によって異なります。これは根拠となる法律が存在しないためです。そのため、企業によってはコミュニケーション能力を重視する、単に働きぶりや売り上げ・営業ノルマの達成度合いを基準とする等の場合もあります。

このような企業の場合、条件を満たせるまでは正社員になることができません。反対に条件を満たせるのであれば、短期間で正社員登用されるチャンスがあります。これまでの知識や経験が活きるでしょう。

一方、一定期間働くことで登用されるケースもあります。このような場合は正社員を前提に雇用されますので、特定条件を満たさずとも正社員になれます。ただし、定められた期間中は非正規など他の雇用形態で働きます。すぐ正社員になりたい方は注意が必要です。

正社員登用されるまでの流れ

正社員登用までの主な流れは以下のとおりです。

  1. 雇用時に条件を確認する
  2. 一定期間働くか正社員登用試験を受ける(ある場合のみ)
  3. 上司や人事担当を交えて雇用転換の話し合いをする
  4. 条件に問題がないことを確認し、雇用契約の変更・更新を行う

上記は一例ですが、まず雇用時に正社員登用の選考基準や条件を確認する必要があります。雇用後は条件を満たすために一定期間働いたり、企業が定める正社員登用試験を受けたりします。

そして正社員登用の条件を満たした後は、上司や人事担当らを交えて話し合いをする必要があります。雇用条件などに問題がなければ、正社員への雇用転換に必要な手続きを行います。もし条件が合わなかった時は、双方が納得できるまで話し合いを続けましょう。

正社員登用制度ありの求人に応募する際の注意点

求人に応募し採用されたは良いが、正社員登用制度に関して自分が考えていた内容と違う、などがあると後々トラブルになり、自分と企業の双方に悪影響となります。そのようなトラブルを防ぐ為に不明点は応募前に全て聞いておくなど、求人へ応募する際は慎重に選ぶことをおすすめします。いくつか注意すべき点はありますが、応募の際に気を付けた方が良い点を3つ挙げます。

条件や基準の確認

まず1つ目に、正社員に登用される条件や基準の確認を行う必要があります。条件や基準が社外秘であったり、求人広告のスペースの問題などで、求人広告内に記載されていない場合があるため、条件や基準について直接聞いてみるとよいでしょう。また、記載があったとしても、直接確認することをお勧めします。

正社員登用の実績

2つ目は、登用実績のチェックになります。たとえ正社員登用制度を設けていても、実際の登用実績が少なければ仕組みが形骸化している可能性もあります。唐突に実績があるのか聞くのは躊躇してしますので、正社員登用の条件を確認時の話しの流れの中で、最近はどのような方が正社員登用されたか聞いてみるのも良いでしょう。

正社員登用後の雇用条件

最後に、正社員登用後に変わる雇用条件も確認が欠かせません。例えば、正社員は月給制が一般的ですが、アルバイトやパートは時給制が多くなっています。正社員登用の前後での給与の違い等は社会保険にも影響します。

また、各種手当や休日、勤務時間についても変わる事もあります。こちらも正社員登用の条件や基準と同様で求人広告内に記載されていない場合や、記載があっても詳細迄は記載出来ていない場合があります。変更点全てを聞くのは難しい場合は、正社員登用後の雇用条件で気になる点だけでもしっかり確認しましょう。

正社員登用は辞退はできる?

正社員になると収入が増え、各種手当も充実するなど、さまざまな恩恵が受けられます。しかし、条件が違うと感じたり、考えていた労働環境と異なったりした場合、登用の辞退も視野に入ります。

正社員登用は、あくまで双方の合意のうえで成り立っています。強制力はありませんので、もし辞退しても問題ありません。納得できない部分がある時は検討してみましょう。

ただし、雇用先との関係に関わりますので、辞退の意思は早めに伝える必要があります。正社員の話を持ち掛けられた場合、雇用先も登用を前提に考えているからです。なお、合意後の辞退はトラブルの原因になることもあります。遅くとも話し合いの段階で伝えましょう。

まとめ

正社員登用制度のメリットは少なくありません。特に非正規と比べて各種手当も充実する場合が多いため生活の安定性が向上するので、積極的に登用ありの求人へ応募するのもおすすめです。

ただし、前述したように、正社員登用の基準や条件、実績などは企業により異なります。求人へ応募する前や応募後の面接時にしっかり確認しましょう。

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