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運送と物流の違いって?仕事内容を詳しく解説

更新日:2020/04/16

運送と物流の違いとは何でしょうか。この二つの概念は、まったく違うものなのでしょうか。それとも、重なり合う共通の部分を持っているのでしょうか。
今回は、現代社会になくてはならない機能である運送と物流の世界をご紹介します。

物流と運送の違い

物流とは、商品の流れのことを指します。そもそも商品は、生産者から消費者のもとに届くまでには、さまざまなルートを経る必要があります。その過程で、大量の物品を在庫するための倉庫や、輸送するための運送手段、物品の管理など多様な過程が存在します。これらの一連の流れが、物流です。

物流の重要な機能として、「保管」「荷役」「包装」「流通加工」「輸送・配送」の5つがあげられます。この「輸送・配送」が運送と呼ばれる部分です。つまり、運送は物流の一部門であると言うことができます。

輸送から在庫、物品の管理まで、物品の移動にかかわるすべてを担うのが物流とすれば、輸送の業務を担当するのが運送です。ただし、輸送するのはあくまで物品のみであり、人の移動は担当しません。運送手段もトラックが主であり、船舶や飛行機はコストの問題もあり、主な輸送手段とはなり得ていません。

物流会社の仕事内容

物流の5大機能は「保管」「荷役」「流通加工」「包装」「輸送・配送」でした。

上記の5つがそのまま物流会社の担当する業務ということになります。

これら5つの業務をスムーズに遂行するためには、まず情報管理が必要です。以下、「情報管理」を含めた6つの業務について説明していきます。

情報管理
スムーズな物品の移動のためには、商品の一元的な管理が必須です。
商品の行先はどこか、期日はいつまでか、こういった受注情報を管理し、その情報に誰でもアクセス可能な環境整備も重要な仕事のひとつです。
保管
商品を倉庫や物流センターに保管することです。一旦在庫する場所を設けることで、商品を大量に市場に供給することが可能になります。
荷役
在庫している商品を、出荷するために倉庫から出庫し、仕分けを行い、運送手段であるトラックなどに積み込む作業のことを指します。
流通加工
商品に付加価値を付与するための加工が流通加工です。主に物流センターで行われ、値札やタグの貼り付け、商品の詰め合わせなど、生産元の効率化のために行われます。
この流通加工によって、生産元は細かな業務から解放され、さらにより多くのリソースを主力品の生産に傾注できるようになります。
包装
破損などから商品を守り、品質低下を防ぐのが包装です。包装にはさらに細かい区分として、個々の商品の包装である「個装」、個装をまとめたものである「内装」、内装を段ボールなどに集めた「外装」という名称で区別されます。
輸送・配送
生産者から消費者のもとに商品を運ぶのが輸送・配送の任務です。輸送・配送は運送会社が主に担当する部門ですので、次の節でくわしく解説します。

以上のように、物流全般を担当業務とするのが物流会社です。かつては、それぞれの企業で物流部門を持ち、自前の物流ルートを確保するケースもありましたが、効率最適化のために一括して物流業務を外部の物流会社に委託する形態が主流となってきました。それが3PL(サードパーティー・ロジスティクス)です。サードパーティーとは第三者のことで、外部委託のことです。

近年は、コアとなる事業にリソースを集中させるため、自社での物流部門を持たず、この3PLを活用する企業が多いのです。

運送会社の仕事内容

運送会社が担当するのは、商品の入庫、保管、そして出荷、配達と、物品の輸送とそれに関連する業務がその内容となります。

近年は、インターネットの普及に伴う商品配達の需要の急増もあって、慢性的な人手不足に悩まされています。特に配達の要であるドライバーの不足は深刻です。人材不足については、それぞれの企業で効率化のために改善が試みられていますが、増加する需要に対応しきれない局面があるのも事実です。

効率化の一環として、「進捗管理」があげられます。これは、入庫から検品、出庫、そして配達という一連の流れにおける情報をクラウドサービスで管理する方式のことです。一元的に管理することで、会社側は顧客の要望に迅速に対応できるようになるなど、業務の効率化に大きな貢献となっています。

その他の物流

物流は様々な業務を含む幅広い概念です。物流全体の流れをその性格に応じて分類すると、大きく分けて以下の三つになります。

生産物流
工場で生産された商品を自社の倉庫など拠点に移動させることを「生産物流」と呼びます。この時点では消費者は登場せず、あくまで自社内での物流ということです。
販売物流
物流の最終目的である消費者のもとへの物流のことです。商品の注文から始まり、卸売や小売店への配送、そして消費者への販売という一連の流れを指します。つまり、物流の核は「販売物流」ということができます。
回収物流
「回収物流」とは、販売後の返品や廃棄物の回収など、戻ってくる物流のことです。リサイクルなども「回収物流」に含まれます。血液の循環になぞらえて、「生産物流」や「販売物流」は「動脈物流」、「回収物流」は「静脈物流」とも呼ばれます。

まとめ

現代人は数多くのモノに取り巻かれて生活しています。これらのモノ無しでは、生活が成り立たないほどです。現代人は無意識のうちに物流の恩恵を被っているのです。

東日本大震災を経験したことで、物流がときには生命を左右することも知っています。
これからも、社会の変化とともに、物流も大きく変わり、そして進歩していくに違いありません。

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