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放射線技師ってどんな仕事?必要な資格や仕事内容を紹介

更新日:2020/01/29

医師や看護師に代表される医療職の中の1つに、放射線技師があります。放射線技師を題材にしたドラマも放送されたこともあるので、割と身近に感じる方もいるのではないでしょうか。

医療職の中ではあまり目立たないイメージですが、どんな仕事をしているのでしょうか?今回は、放射線技師の仕事内容や資格についてご紹介します。

放射線技師とは

放射線技師は、正式名称を「診療放射線技師」と言います。名前の通り、放射線を扱う仕事です。医師や歯科医師の指示に従って、検査・治療のために放射線を人体に照射します。放射線を扱うことができるのは、医師、歯科医師、放射線技師のみとなっています。

仕事内容

放射線技師の仕事は放射線を使うものが中心ですが、使わないものもあります。 仕事内容について見ていきましょう。

放射線使用

一般X線検査
「レントゲン」と呼ばれ、健康診断でも行われる検査です。X線を使って体内を撮影します。撮影部位は、胸部・腹部をはじめほぼ全身です。歯の治療の際にも使われます。
CT
日本語で「コンピュータ断層撮影」と言います。全方向からX線を当てて、体の断面を3D画像にする検査です。
乳房X線検査
「マンモグラフィ」のことです。この検査は、乳がんを早期発見するために行われます。乳房を挟み平らにして撮影するので、痛みがあり苦手意識を持つことが多いです。
血管撮影
血管を撮影する検査です。血管の中に造影剤を入れて撮影します。医師や看護師との連携が必要です。
骨塩定量検査
「骨密度検査」とも言います。いくつか方法がありますが、X線を照射し骨への吸収率で骨密度を測る方法が正確です。
透視
造影剤を使って撮影する検査です。人間ドックなどで行われる、胃のバリウム検査がこれに当たります。
核医学検査
わずかな放射線物質が入った薬を体に投与する検査です。外から体内の放射線物質を撮影し、臓器の形・機能などを調べます。
放射線治療
がん治療の一環です。高エネルギーの放射線をがん細胞に当てて破壊します。

放射線不使用

MRI
強力な磁石と電波で体内を撮影します。放射線は使いませんが、放射線技師の仕事の1つです。
超音波検査
妊婦にも使われる検査です。体に当てて反射した超音波を画像化します。臨床検査技師が担当することも多いです。
眼底撮影
眼底とは「網膜」のことです。網膜周辺の毛細血管を撮影します。
放射線管理
放射線の量、使った時間、被ばく線量などを管理します。
品質管理
放射線機器の安全性などを管理します。

他にも、画像処理や治療計画といった仕事もあります。

予想以上にたくさんの仕事があると思ったのではないでしょうか。
放射線技師は、技術だけが求められる仕事ではありません。医学など放射線以外の知識、機械の進化への対応力、人命を左右するという自覚なども必要です。そのため、知的好奇心、勉強を続けるための向上心、仕事に対する注意力・正確さ・責任感などがあるかどうかが重要だということを知っておきましょう。

また、医師や患者と接するためコミュニケーション能力も求められます。不安や恐怖を感じている患者に寄り添い、少しでも気持ちが楽になるように努めることが大切です。

必要な資格

放射線技師は「国家資格」であり、高度医療職の1つとなっています。放射線技師になるためには、養成課程がある大学や短大、専門学校に進学し国家試験に合格しなければなりません。短大は3年、専門学校は3年か4年(定時制の場合)です。試験に合格すると、厚生労働大臣から免許が与えられます。

放射線技師になるにあたって気になるのが年収です。年齢、勤務先、性別によって差が出ますが、300万円台から500万円台に集中しています。どう感じるかは人それぞれですが、低すぎるということもないでしょう。

資格の難易度は?

国家資格と聞くと、とても難しそうに思います。では、放射線技師試験の合格率はどのくらいなのでしょうか。年によって変わりますが、70%以上、高いときで85%前後になります。

新卒者と既卒者に分けて比べると、新卒者の合格率の方が高い傾向となっています。全体的に合格率が高い試験とはいっても、できれば新卒での合格を目指しましょう。

まとめ

放射線技師は想像以上にさまざまなことを求められます。大変ですが病気の発見・治療の両面において、現代の医学で欠かせない仕事です。技術を身につけたい方はもちろん、勉強が好きな方、人と関わるのが得意な方、支える仕事をしたい方にも向いていると言えるでしょう。

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