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ガソリンスタンドの仕事内容は?資格なども紹介

更新日:2023/01/25

現代生活に欠かせないインフラのひとつでもあるガソリンスタンド。車社会の沖縄では本土よりもより身近な存在なのではないでしょうか。最近ではセルフサービスのガソリンスタンドが増えていますね。そんなセルフサービスでの仕事内容の違いなども含めて紹介します。

ガソリンスタンドは学生向け?

ガソリンスタンドでの勤務は、体力勝負の側面がありますので、若者でなければ体力的にきつい場合もあります。体力面で言えば、学生は比較的有利と言えるでしょう。

ガソリンスタンドで働く人は、整備を担当する整備士や店舗の管理をする正社員、そしてサービス面を受け持つアルバイト、というようにそれぞれの役割がある程度決まっています。もちろん、繁忙期などはこういった役割にとらわれることなく業務をこなす必要があります。様々な業務の知識などが得られるのも魅力の一つでしょう。

ガソリンスタンドで働く学生にとっては、さまざまな利用客との応対で貴重な経験を得られるとともに、礼儀作法や交通法規の知識も学べるなど、社会経験を積むには適した職場環境のひとつでしょう。

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仕事内容を紹介

ガソリンスタンドにはフルサービスとセルフサービスの2種類があります。それぞれのサービス内容を見ていきましょう。

フルサービス

給油に訪れた車を誘導するところから仕事は始まります。油の種類、給油の金額、支払い方法などを確認し、給油を開始します。

給油中は車の窓ふきや車内のゴミ回収などもサービスとして行い、あわせて水抜き剤など関連商品の営業をする場合もあります。空気圧のチェックも依頼されればサービスで行います。

給油後の支払いが済んだあとは、再び車道にスムーズに戻れるように誘導します。給油に関する一連の作業をすべて代行するのがフルサービスの特徴です。

また、有料ですが、オイル交換やタイヤ交換、洗車などのサービスも提供します。

セルフサービス

セルフの場合は、給油に関する作業は店員を介さず、利用客が自分自身で行います。給油から支払いまでの流れが文字通りセルフでできるようにシステム化されています。そのため、セルフ店員の業務としては、混雑時の車の誘導整理や、パネル操作の説明などの業務が主になります。

また、給油中のガソリン漏れ等のトラブルがないかどうかチェックするのも仕事になります。万が一ガソリンが漏れた場合、引火する危険が伴いますので、漏れたときの対処は勿論、漏れるのを未然に防げるように気を配らなければなりません。

給料について

厚生労働省の「賃金構造基本調査」によれば、ガソリンスタンド店員は「販売店員」の項目に含まれます。平成30年の資料によれば、事業規模10~99人では「販売店員」の月給は225,100円となります。ただし、この分類にはガソリンスタンド店員以外の販売員も含まれるため、正確な数字とはいえません。あくまで参考とお考え下さい。
参考: e-Stat 政府統計の総合窓口

もちろん、時給は企業や店舗によって異なります。ただ、勤務時間によっては多少の変動はあります。とくに、夜勤や早朝出勤などは当然ながら割増になるケースが多くなっています。

沖縄のガソリンスタンドスタッフの求人について

沖縄県平均賃金データ(https://www.jwarm.net/chingindata/ ※2022年10月更新)を参考に、『ガソリンスタンドスタッフ』の沖縄全域の募集で見ると、サンプル数の合計が52(集計期間6ヵ月)ありました。

地域別のサンプル数では中北部(西原以北)のが33、南部(浦添以南)が18となり、中北部の方が募集は多い傾向はあるようです。

アルバイト・パートの募集が殆ど

全サンプル数52のうち、アルバイト・パートが40となっており、約8割がアルバイト・パートの募集で、正社員・契約社員募集は12で約2割となっています。

平均賃金・最多賃金は?

最もサンプル数の多い、時給制のアルバイト・パートの平均賃金が867円で、最多賃金は820円となっています。

正社員・契約社員については、月給制・日給制・時給制での募集があります。月給制のサンプル数がやや多いので月給制を参考にすると、平均賃金が200,000円で、最多賃金が220,000円となっています。

資格等はある?

資格はなくてもガソリンスタンドで働くことはできます。しかし、ガソリンスタンドで働くうえで非常に実用的で、かつ採用でも有利に働く資格として、「危険物取扱者乙種第4類」という国家資格があります。

この「危険物取扱者」というのは甲・乙・丙の3種類に分かれ、さらに乙種は危険物の種類によって1から6類まで分かれています。乙種の第4類の資格、それが「危険物取扱者乙種第4類」なのです。ガソリンスタンドでは、この資格を保持するものを配置しなければなりません。

第4類が取り扱う危険物は、ガソリンや軽油、灯油や重油、メチルアルコールなどです。その成分の多くがガソリンスタンドで使用するものであるため、上記の資格が重宝されるのです。資格保持者には時給アップの手当を付けている企業もあるので、取得しておいて絶対に損はありません。

試験内容はマークシート式の選択問題です。それほど難しい試験ではないため、数日しっかり勉強すれば合格することは可能です。なお、乙種は誰でも受験できます。ガソリンスタンドで働くなら、まずは乙種の資格取得を目指すと良いでしょう。

まとめ

セルフスタンドの普及によって、ガソリンスタンドはより身近な存在になりました。それは、ガソリンスタンドのサービスがより多様化し、利用者の選択肢が増えたことを意味します。私たちの生活を支える重要なインフラとして、これからも時代とともに進化していくでしょう。

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