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育児休業給付金とは。条件や申請方法を解説

更新日:2020/10/12

近年はワークライフバランスが見直され、育児休暇に対する法整備なども行われています。現在は産前・産後休業する方も珍しくないですが、その際に押さえておきたいのが育児休業給付金です。所定の条件はありますが、育児休業中にさまざまなメリットを受けられます。

育児休業給付金とは

育児休業給付金は、出産や育児を伴う休業を行った際に受け取れる給付金です。主に休業中の給料を補填する役割があります。後述する所定の条件を満たし、自ら申請をしなくてはいけませんが、給料の約3分の1を受け取ることが可能です。

育児休業中に働く方も中にはいますが、さまざまな事情で働くことができない方も少なくはないでしょう。しかし、企業も休業中にそれまでと同額の給料を支払うわけにもいかないため、それを補償し、安心して育児に専念できるよう作られた制度が育児休業給付金です。

なお、育児休業給付金は産前休業した方はもちろん、産後休業についても該当します。あくまで出産・育児によって働くことができない場合が対象で、産前産後などの区分は問いません。条件を満たせば延長もできますので、出産を予定している方には重要性の高い制度といえるでしょう。

支給日はいつ?

育児休業給付金は原則として2ヶ月に1回で、その期間中の給付金がまとめて支給されます。これを支給単位期間といい、育児休業開始日を起点に1ヶ月を1つの単位とします。なお、育児休業給付金は特定の日付に支給されるのではなく、申請日と育児休業に入った日にちが基準となります。

例えば8月1日が育児休業開始日になった方は、8月1日〜9月30日までの給付金が一度に支給されます。給付日は若干ずれる場合もありますが、10月中頃が目安です。育児休業給付金は審査が必要で、審査には1~2週間ほどかかります。支給日は審査期間に2ヶ月を加えたものとなるため、大まかに申請から2ヶ月半程度は見ておきましょう。

ただし、出産から58日(約8週間)は育児休業期間から除外されますので、実際の育児休業開始とはズレが生じる可能性があります。仮に8月1日より育児休業に入った場合、58日後の9月28日が支給開始の基準になります。休業後すぐに受け取れるわけではありませんが、速やかに申請することをおすすめします。

条件はある?

育児休業給付金を受け取るための条件は次のとおりです。

特に勤務状況に注意しましょう。育児休業給付金を受け取るためには、育児休業に入る前の2年間のうち、11日以上働いた月が12ヶ月なければいけません。このような条件があるため、特に非正規雇用の方は勤務日数や雇用保険の加入期間などの注意が必要です。

また、雇用保険に加入しており、育児休業後に退職予定がないことが条件となっています。もし雇用保険の加入状況が分からない場合、給与明細を確認するか職場で聞いておきましょう。

そして細心の注意を払いたいのが給料です。育児休業中も給料を支給する企業は多いですが、支給される額が8割以上の場合は対象外となります。例えば育児休業前に月給10万円を受け取っていた場合は、休業後の給料支給額が8万円以上だと対象外となります。

申請方法

育児休業給付金の初回の申請期限は育児休業開始より4ヶ月後の末日です。例えば8月1日に育児休業が始まった方は、12月31日が申請期限となります。忘れないうちに手続きを行いましょう。

申請の届け出の提出先は就業先管轄のハローワークとなります。申請は主に勤務先が行いますが、雇用保険の被保険者自身で手続きを行うことも可能です。ご自身で行う際と勤務先で行う際それぞれ解説します。

初回申請をご自身で申請する場合

ご自身で手続きを行う際は、申請時には以下の書類が求められることがあります。申請までに揃えておくと良いでしょう。

  1. 母子健康手帳のコピー
  2. 預金口座番号が分かる書類(通帳など)のコピー
  3. マイナンバー(申請書類に記入するため)

以下の書類は勤務先で用意してもらう必要があります。

  1. 休業開始時賃金月額証明書
  2. 育児休業給付受給資格確認票
  3. 育児休業給付金支給申請書

2と3の書類についてはハローワークで交付されます。2回目以降の申請に必要ですので、ご自身で手続きする際は窓口でもらいましょう。

初回申請を勤務先が行う場合

勤務先が行う場合の初回申請の流れは以下のとおりです。

2回目以降の申請について

2回目以降は申請書の記入のみで済みますが、最初からご自身で手続きする時は休業開始時賃金月額証明書などの書類を勤務先からもらいましょう。手続きの流れはほぼ同じですが、迷ったら管轄のハローワークに問い合わせることをおすすめします。

延長は可能?

育児休業給付金は子供が1歳になるまで受け取れますが、何らかの事情で仕事に復帰できない場合など、所定の条件を満たせば延長が可能です。延長できる期間は子供が2歳の誕生日を迎えるまでですが、延長条件は非常に細かく定められています。延長したい時は直接ハローワークに問い合わせるか、勤務先と話し合ってみましょう。

まとめ

育児休業給付金は、受け取るための条件が細かいものの、育児休業中の収入を補填できるのが魅力です。条件次第では子供が2歳になるまで延長可能なため、長期の休業にも対応できます。申請は決して難しくありませんので、育児休業へ入る際は勤務先に相談してみましょう。

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