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学生も確定申告すべき!源泉徴収票の見方を解説

更新日:2020/04/21

確定申告というと、自営業者や公的年金を受給している方が行うもの、というイメージが強いのではないでしょうか。特に学生にとってはほぼ無関係といえます。

しかし、学生も申告したほうが良い場合もあります。特にバイトを掛け持ちしていて年収103万円を超えている方は、面倒でも申告をするべきでしょう。

源泉徴収とは

勤務先から給与明細をもらった時、実際の労働時間より手取りが1割程度少なかった、という経験をした方は少なくないでしょう。それは源泉徴収されているからです。

源泉徴収は、勤務先が給与を支払う際、事前に所得税を天引き(徴収)することを指します。バイトなどの所得税は前払いが基本で、先に給与から天引きしておき、後で年末調整するのが一般的です。もし実際に支払う所得税より源泉徴収額が多かった場合、年末調整後に差額が還付(バイト代と同時に支払い)されます。

学生の場合、バイトなどの年収が103万円(勤労学生控除の対象者は130万円)以下なら、所得税を支払う必要もありません。一方、それを超えた時は所得税が課税され、年末調整で戻ってくる金額も少なくなります。しかし、確定申告すれば所得税が還付される可能性もあります。

学生バイトが確定申告すべき理由

確定申告は無縁というイメージが強いでしょう。確かに学生バイトにとってはほぼ無関係な手続きといえます。ただ、確定申告したほうが良い場合も少なくないのです。バイトを掛け持ちしている方は特に注意が必要でしょう。

学生の場合、年収が先述した金額を超えると所得税の納税義務が生じます。しかしバイト先が源泉徴収をしていないと、正しい税額が分からず未納と判断されるケースもあるのです。

また、源泉徴収されているのに年末調整されないこともあります。特に掛け持ちしている場合は注意が必要です。

年末調整の前には扶養控除申告書を提出しますが、この書類は1箇所のバイト先しか提出できません。このため、未提出のバイト先では源泉徴収のみ行われ、年末調整をしてもらえないのです。確定申告をしない限り、年末調整をしていないバイト先の源泉徴収分は戻ってきません。収入によっては、万単位の損をする場合もあります。

逆にいえば、確定申告をすることで、数万円単位の所得税が戻ってくる可能性もあります。いずれにせよ、バイト先で年末調整をしてもらえない場合や、バイトを掛け持ち中の学生は確定申告をしたほうがよいでしょう。

源泉徴収票の見方

源泉徴収票の見方は簡単です。重要な項目は次の4つのみですが、いずれも確定申告の際に使用します。

上記の項目について説明します。

支払総額
1月1日~12月31日までに支払われたバイト代の総額です。いわゆる年収がこれに該当します。
給与所得控除後の額
支払総額から給与所得を差し引いた後の金額です。バイトなどの給与は一定の控除(給与所得控除)を受けられますが、年収によって控除額が変わります。
所得控除の合計額
給与所得以外の控除も含めた控除の金額を指します。バイト代から天引きされた雇用保険料や社会保険料(健康保険など)は、この所得控除の合計額に含まれます。
源泉徴収税額
所得税を天引き(源泉徴収)した実際の金額です。通常はバイト代の10.21%が差し引かれます。いわゆる年末調整で戻ってくる金額の上限は、この源泉徴収税額です。確定申告書では、この源泉徴収税額が重要になります。

なお、給与支払報告書という書類もありますが、こちらは住民税に関わるため、源泉徴収票とは別物です。確定申告に必要なものは源泉徴収票ですので、混同しないよう注意しましょう。

確定申告の書き方

バイト学生の確定申告は、確定申告Aの第一表や第二表と、添付書類を貼り付ける台紙を使用します。いずれも税務署の窓口か、国税庁のウェブサイトより入手可能です。

まず第一表ですが、収入や所得控除などを記入します。左側にある収入金額等にある給与という欄には、掛け持ちを含めたバイト代の支払総額を記入しましょう。下の所得金額の給与欄には、支払総額から給与所得控除(通常は55万円)を差し引いた金額を記載します。

次に所得から差し引かれる金額(控除)を埋めていきましょう。学生の場合、基礎控除(48万円)と勤労学生控除(27万円)が該当します。そして合計額を計算し、合計の欄に記入しましょう。最後に右側の税金の計算の欄へ、源泉徴収票から源泉徴収額を転記すれば終わりです。還付先の銀行口座も忘れずに記載しましょう。

第二表は簡単です。まず所得の内訳に勤務先や源泉徴収票の総支払額、源泉徴収額を転記します。そして右側の勤労学生控除へのチェックを入れ、学校名を記入すれば終わりです。

これらの記入が終わったら、源泉徴収票を台紙に貼り付け、確定申告期間中に税務署の窓口へ持って行きましょう。もし書き方が分からなければ、直接税務署で聞いてみるのもおすすめです。

まとめ

確定申告は学生と無関係に見えますが、申告したほうがよいケースも珍しくありません。バイト代によっては、所得税が全部戻ってくる可能性もあるのです。特にバイトを掛け持ち中の方は、バイト先で源泉徴収してもらえない場合も多いため、確定申告することをおすすめします。

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