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パン職人の仕事内容や必要な資格を紹介します

更新日:2020/02/03

パンは、私たちにとって身近な食べ物です。パン屋に行き、どれもおいしそうでつい買いすぎてしまった、という経験は多いのではないでしょうか。そんな魅力的なパンを作る仕事が、パン職人です。
今回はパン職人の仕事内容や、パン職人になるために必要な資格などについてご紹介します。

パン職人の仕事内容

パン職人の就職先は、個人や大手のパン屋、パンメーカー、ホテルやレストランなどです。 どんな仕事があるのか確認しましょう。

パン作り
パン職人の一番の仕事は、パンを作ることです。前日仕込んでおいた生地を発酵させ、形を整え、焼き上げます。開店時間に合わせて午前4時や5時頃に出勤し、朝だけでなく昼や夕方にもパンを焼かなければなりません。大きなお店では、生地を工場で作っていたり工程ごとの作業を分担していたりします。

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新商品の開発
同じパンばかり作っていては、お客さんに飽きられてしまいます。そうならないように、新しいパンを開発するのもパン職人の仕事です。旬の食材を使う、クリスマスなどのイベントに合わせたパンを焼く、同じパンでも食感を変えて複数種類作ってみるなどの工夫が必要になります。客層を分析したりパンや食材の流行を敏感につかんだりすることも大切です。
パンの陳列、販売・接客
パン屋に行って、職人が焼き立てのパンを陳列するところやレジに立っているところを見たことはないでしょうか。アルバイトなどで、陳列や販売・接客専門のスタッフを雇っているお店は多いです。しかし、個人店に代表されるような小さなお店ではパン職人の仕事の1つになります。

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掃除、店内の飾りつけ、材料の仕入れ、価格の設定、経理など
小規模なお店では、雑務もパン職人の仕事です。閉店後の掃除、季節ごとの店内の飾りつけ、商品の説明書きや値札の作成、材料の発注、価格の設定、経理といったものがあります。

パン職人は、パンを焼くことだけが仕事ではありません。特に個人店では、同時に複数の仕事をすマルチタスクが求められます。

年収はどれくらい?

パン職人の収入は平均月収が約24万円、平均年収が300万円台です。月収も年収も年代で差が出ます。勤務先によって例外はありますが、パン職人の拘束時間は長いです。また、重い材料を運んだり長時間立っていたりと、体に負担もかかります。こうした条件の割には収入は低めと言えるでしょう。さらに、個人店では福利厚生が不十分な場合もあります。パン職人を続けるためにはパンが好きという気持ちを持ち続けられるかどうかが大きなカギとなるでしょう。

資格は必要?

パン職人に資格は必要ありませんが、いきなりパン職人と名乗るわけにもいきません。パン職人になるには2つの方法があります。1つは専門学校や大学・短大に通う方法、もう1つはパン屋に就職する方法です。
学校に通えば、知識や技術をしっかり身につけることができ、就職のサポートも受けられます。パン屋に就職した場合のメリットは、給料をもらいながら学べるところです。それぞれのメリットがあるので、どちらの方法を選ぶかよく考えて決めましょう。

持っておくと有利な資格

資格は不要といっても、持っておくと有利な資格はあります。

パン製造技能士

学科試験と実技試験がある国家資格です。持っているとパン作りの知識と技術があるという証明になります。簡単な方から、2級、1級、特級です。

2級
中級技能者レベル。受験資格は、実務経験が2年以上ある者、または専門学校などを修了した者
1級
上級技能者レベル。受験資格は、実務経験が7年以上ある者、または2級合格者で実務経験が2年以上ある者
特級
管理者や監督者が持つべきレベル。受験資格は、1級合格者で実務経験が5年以上ある者。
製菓衛生士
国家資格で試験は都道府県知事によって行われます。パティシエも持っていた方がいい資格です。パンやお菓子の技術・知識の他に、公衆衛生、衛生管理、食品添加物などについても含まれます。
受験資格は、都道府県知事が指定した養成施設で1年以上知識・技能を修得した者、または菓子製造業に2年以上従事した者です。どちらも、義務教育を終えていることが前提となります。
製菓衛生士の資格を取ると、将来パン屋を開業するときに必要となる「食品衛生責任者」の資格も取得可能です。

上記の他に、パンアドバイザー、パンコーディネーター、パンシェルジュなど、作ること以外の面からパンについての知識を得られる資格もいくつかあります。

まとめ

パン職人は、勤務時間が長く体力的にもきつい仕事です。でも、おいしいパンを焼き、それを食べた人を喜ばせることができるというやりがいがあります。パンが好きだという方は、仕事の選択肢の1つとしてパン職人を考えてみてはいかがでしょうか。

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