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電気工事士ってどんな仕事?資格は必要?

更新日:2021/04/23

私たちの生活になくてはならない「電気」。そんな電気が使えるようになるには、電気工事士の活躍があるからというのをご存知の方もいるでしょう。この記事では、電気工事士の仕事についてご紹介します。

電気工事士の仕事について

電気工事士の仕事は大きく分けると2つあります。一つが建築電気工事、もう一つが鉄道電気工事です。それぞれの具体的な内容は以下の通りです。

建築電気工事の主な仕事内容

屋内配線工事
家の中で問題なく電気が使えるようにするために、ケーブルを屋内に張り巡らせて照明・スイッチ・コンセントなどにつなぐのがいわゆる屋内配線工事です。
外線配線工事
外線配線は配電するために電柱から電線を各施設へとつなぐものです。ときどき、作業服を着た人が電柱に上って作業しているのを見たことがないでしょうか。あれが外線配線工事です。
冷暖房設備工事
エアコンを購入した際、業者さんが家に来て取り付け作業を行ってくれますが、実はあれも電気工事士です。取り付けだけでなく、古いエアコンの取り外しやクリーニングなども担当します。
ビル管理
ビルは照明設備や受電設備、通信設備など電気設備が多いことから電気工事士がビルの管理も行います。ただ、ビル管理の場合は電気設備だけを担当するわけではなく水道設備やボイラーの管理も任されることが多いので、後に紹介する電気工士の資格だけでは仕事ができないことがあります。

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鉄道電気工事の主な仕事内容

変電設備工事
私たちが利用する電車やモノレールは、電気がなくては走行することができません。そのための電気は発電所から送られてくるのですが、送られてきた電圧のままでは電車に供給することができなので、変電設備によって電車用に電圧を変えています。この変電設備がある変電所の建築やメンテナンス、管理が仕事です。
線路工事
電車の上にはパンタグラフという通電設備があります。ここからトロリ線という電線を通して電車に電気を供給しています参照元 電気工事士。線路工事ではこうした線路上にある電気設備の工事などを行っています。
駅の電気設備の点検、工事
駅をよく利用する人はわかると思いますが、駅には電光掲示板やモニター、改札、空調、照明などさまざまな電気設備があります。これらを定期的に点検するのも電気工事士の仕事です。また、新しく駅が建設される場合には、こうした電気設備を一から施工します。

電気工事士に必要な資格

電気工事に欠陥があった場合、大きな事故につながりかねません。そのため、電気工事は国家資格を持った人しか行うことが認められていません。

電気工事士として働くためには第二種電気工士もしくは第一種電気工事士の資格が必要です。

第二種電気工事士を取得すると、一般の住宅や店舗など600ボルト以下で受電する設備の電気工事を行うことが可能になります。
第二種電気工事士の上位資格である第一種電気工事士を取得すると、第二種の範囲はもちろん、最大電力が500キロワット未満の工場やビルの電気工事にも従事することができます。

第二種、第一種ともに特別な受験資格は必要なく、年齢や学歴の制限もないので、手続きさえすればだれでも試験を受けられます。
ただ、第一種電気工士の場合は、試験に合格したからと言って、すぐに免状が交付されるかというと、そうではありません。電気工事士の実務経験5年以上または電気工事士の実務経験3年以上+大学や高等学校で所定の課程を修めて卒業しているというどちらかの条件を満たさなければ実際に現場で働くことはできません。

電気工事士の大変なところ、やりがい

大変なのはやはり体力が必要になるということです。重い工具や資材を運ぶこともありますし、暑い屋外で働くこともあります。また、高度な技術を必要とされることから、配線の仕方など現場で覚えることは非常に多いです。
なかなか大変なことが多いのですが、その分やりがいもあります。電気というのは、人間の生活において、なくてはならないものですから、社会貢献度の高さを感じることができます。特に被災地での復旧作業では、電気が再び使えるようになったことで、電気工事士の方は本当に感謝されます。電気工事士という職業価値の高さは間違いなくやりがいになります。

沖縄での電気工事士の求人について

2021年4月更新された沖縄県平均賃金データ(https://www.jwarm.net/chingindata/)を参考に、電気工の沖縄全域の募集で見ると、サンプル数と社数は比較的多いので求人数自体は多い傾向にあるようです。

また、正社員・契約社員の募集での平均賃金は月給が179,337円で、最多賃金が180,000円となっています。中には日給制の募集もあり、こちらの平均賃金は日給で8,296円、最多賃金が9,000円となっています。

殆どが月給制の正社員・契約社員の募集なので、安定した収入が見込めるでしょう。

まとめ

電気工事士は、人間の生活を支える影の立役者と言えます。電気がなくならない限りは電気工事士の仕事もなくなることはないので、言ってしまえば需要が途切れることのない仕事のひとつです。
電気工事士になるための資格試験は、学歴や年齢の制限なくだれでも受験することが可能なので、設備工事など裏方の仕事に興味がある方は、資格の取得を考えてみてはいかがでしょうか。

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